●  グランプリエと腕


正しいバレエで本当の上達を。

京都市のバレエ・ベーシック三井です。



近所でも…



紅葉、しみじみ美しいニコニコ




さて、
グランプリエと腕




…なんとなく
やっていませんか…?



20代も後半になって
恩師の元に
たどり着いた時


恩師が見せてくれる
お手本で
先ず

グランプリエが
神がかっているように
見えました。

特別な意味を
持たせているように。

※バレエ教師は強調したい箇所を
オーバーにやってみせたりしますね。


神がかっていない私の写真ですが…

数字はカウント。

恩師はカウント2と3で『すくい上げ』を

するのが特徴的でした。




コーディネーションに
お悩みの方は
いらっしゃると思います。


全身を
協調させながら
動かすこと。


腕のタイミングが分からない
腕をつけたら訳がわからなくなる
顔(のつけ方)が分からない


これらのお悩みは
コーディネーションの
問題ですね。




今日は
グランプリエを
例にあげますが


グランプリエって
大抵どのクラスでも
腕をつけますよね。


前提として
プリエは
腕をつけた場合

膝が伸びるのと(=プリエの完了)
腕がアラセゴンになるのが
同時

という決まりがあります。
古いロシア派では。
世界にはもっと自由な場所もありますが…


えせロシア人の私も決まりを守っています




グランプリエから
上がる時

カカトが床につくのは
(=ドゥミプリエになる)
腕をアラセゴンに開く合図


カカトが床に触れたら
腕をアラセゴンに開き始める。



これって
カカトから
肩甲骨を介し
腕・手指まで

身体の意識が
繋がる時なんです。



ビリヤードて
ひとつの玉を突いたら
カンカンって
次の玉を動かすでしょう…?

体内で
そんな
連動が起きるんです。



グランプリエの
こういう
小さな瞬間にも
意味がある。

意味がある、
ということは
『やり方』『決まり』がある。


こうした
小さなことを
イチイチ習わず

トンベパドブレの
腕が分かりませんえーん

というような
お悩みが出てきてしまうのですが

トンベパドブレの腕だけ
なんとかしようとしても
難しいのです。



今日のグランプリエのような
『小さなことをイチイチ』
で全身の連動(=コーディネーション!)
を作っていかないと。




…今回も
地味〜な、地道な、先の長い話
だと思った?キョロキョロ


大丈夫、

できるようになる日は

必ず来ますニコニコ




腕の使い方が

まるで『0→1』になるように

変わったメンバー。


​これが『上がった』ということか!
突然来るんだなあとしみじみ思います


小さなことを

積み上げてきたからこそ

『しみじみ』感じますね。



自分の身体と

バレエという

素晴らしいシステムを信じて


一段ずつ、

確かに

上達の階段を

登っていきたいですねニコニコ



良い一日をお過ごしください爆笑


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