● バレエ上達には『やり方』
正しいバレエで本当の上達を。
京都市のバレエ・ベーシック三井です。
昨日は
京都でモスクワを思い出す
そんな人あまりいないと思うけど
と書きましたが
住んでいる辺りには
水や橋が多く
ペテルブルクを思い出すことも
多いです
さて、
『型に忠実』であることが
上達の近道であることを
書きました。
今日は
『型』を深掘りして。
『型』って
字からして
『カタチ』を思い浮かべるかも
しれません。
型抜きクッキーの
『型』みたいに。
でも
『やり方』を含め
『型』なんです。
例えば
『膝を曲げること』
クドゥピエやパッセ
アティテュードなど
色々ありますよね。
一般的に
膝下のアンデオールがない
カマ足になってしまう
というお悩みが多いように思います。
フォンデュや
デヴェロッペで
カマ足になってしまったり
(ピケなどに)
足を出す時
アンデオールがなくて
『ただの膝の曲げ伸ばし』
に見えてしまったり…
これらに
共通する問題は
『膝の曲げ方』
フォンデュは
膝を曲げて戻してきますし
デヴェロッペは
クドゥピエ→パッセと上げますし
足を出す時にも
クドゥピエから足を出すことが
多いですよね。
これら
『膝を曲げる』とき
ただ膝を曲げるのではなく
カカトをきっかけにして
カカトを前にするから
膝が曲がる
という順番があるんです。
画像出典:
Книга Ликований
А. Л. Волынский
日本語訳:歓喜の書 A. L. ヴォリンスキー著
ロンデジャンブ・アンレール…
『カカトを前にするから、膝が曲がる』の最たる形
オンラインレッスンで
この『カカトきっかけ』を
体感されたメンバー達
かかと前の感覚、
足の親指〜踵側を伸ばす感覚、
少しずつですが掴めた気がします。
踵きっかけで動くこと、
この感覚で踊ってみたら、
コンパクトになったというか、
無駄な動きがなく
やるべきことだけをやっている…
だからといって動きが小さい訳では
ない感じでした。
あとやはり踊りが流れず
メリハリが感じられました。
こうした細かい
『順番』『やり方』までは
教科書にも載っていないんです。
バレエが口伝の芸術と言われる
所以ですね
でも、
こうした『順番』『やり方』を
知っているか、知らないかで
出来栄えが変わってくるのです。
今は便利な世の中で
オンラインで
身体的感覚も伝わるようです
今日はどうしてわかったんだろうと
不思議な感じです。
コレが分からない
コレが変…
という場合は
是非一度ご相談くださいね
それでは
良い1週間をお過ごしください
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