「正しいバレエ」で本当の上達を。
愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。
昨日の記事
「ターンアウトするには
〜最大限に伸ばす〜」
の続きです。
今日はいよいよ股関節を回す話です!
今までの記事では、回数を重ね
縦方向⇅の話をしてきました。
ターンアウトというと、
「股関節を回旋させる」と
思われると思います。
確かにそうなのですが、
その前提に
今までの縦方向⇅の話があるのです。
なぜなら縦方向⇅の
「最大限に伸ばす」がないと
足首か膝か、どこかしらの関節で
捻じれが生じる可能性があるからです。
それに、そもそもクラシックバレエ特有の
スッと伸びた長い脚は
この「最大限に伸ばす」ことで
作られるのです。
脚を「最大限に伸ばす」ができたら
いよいよ股関節を外旋させます。
股関節を外旋すると、
脚は「最大限に伸ばされて」いるので、
脚全体がひとまとまりになって
回旋していく感じがあると思います。
この感じは、
押入れの中で大活躍の
「突っ張り棒」のイメージです。
突っ張り棒は、
回りながら伸びて
両サイドの壁を押して
空中にとどまっていますね。
「回る」がなくても
「(伸びて)壁を押す」がなくても
力を発揮できず、役目を果たせません。
ターンアウトする脚も
「回す」ばかりで「伸びる」がないと
機能しないのです。
床でのストレッチができても
いざ立って動くと
ターンアウトがなくなってしまうのは
こういうことなのですね。
というわけで、
このターンアウトのシリーズ記事で
お伝えしたかった
ターンアウトに必要不可欠なこととは
「脚を押し出しながら回す」
ということでした。
まとめると
①足裏3点をピタリと床につけ
②足裏3点で床を押し坐骨を突き上げ
③脚全体を最大限に伸ばし
④床またはエア床を押し出しながら回す
今回のシリーズではまだまだアテールで
床に軸足の足裏がついている話です

これがシリーズ初めの記事でお話しした通り
ドゥミポアントになったり
ポアントになったり
ジャンプで空中になったり
するわけです…

また折に触れて書きたいと思います

最後までお読みいただき
ありがとうございました

********************
バレエ・ベーシック@カラオケ館岡崎上地
毎週水曜日 11:00-12:30(バレエ初級)
12:30-13:00(ポアント)
第1・3火曜 11:00-12:00(ヨガ)
バレエ・ベーシック@よりなん
毎週土曜日(日曜に変更の場合あり)
9:30-10:30(こどものバレエ)
10:00-11:00(大人のバレエ)
個人レッスン 日時応相談
お問い合わせ:
balletbasic.mii@gmail.com