外の空間を感じて踊る☆ジュニアバレエクラス | 藍衣色日記 ~バレエを通して美しく生きる~

藍衣色日記 ~バレエを通して美しく生きる~

ラ・クラシック全国バレエコンクール実行委員会 / Le Studio主宰 / バレエ解剖学に基づいた体の使い方やバレエを通して美しく生きるためのあり方、レッスンメモや観劇、日常。Ai Ballet Academyではパリ・オペラ座バレエ学校教師によるWSを開催。

 
 
伊藤藍衣です☺︎
 
 
 
昨日一昨日、日月と、
Le Studio 湊スタジオにて
ジュニアのバレエパーソナルと
ジュニアオープンクラスでした。
 
 
 
 
バレエパーソナルでは、
足が弱い生徒さんとは足裏のアーチを鍛えるエクササイズをしたり、
腕や肩周りが課題の生徒さんとは肩周りの筋肉を緩めながら、
正しい連動が起こるようなエクササイズを行なったり、
みっちり体に向き合っています。
 
 
 
パーソナルを受ける目的は、
バレリーナになりたい、
バレエ学校留学を目指している、
趣味だけれど納得できる踊りをしたい、などなど様々ですが、
 
一貫しているのは、
体の使い方を見直す必要がある
ということ。
 
 
 
一生懸命やっているのにうまくいかないことがあって、
その癖を直したり、身体感覚を書き換え、
動きや体のラインを変えなければ先に進めないから、
というのが皆さんに共通する課題です。
(そういう課題が一切ないバレリーナなんていないけど。)
 
 
 
パーソナルの方が、
的確に、より具体的にその人にあったアドバイスができるのですが、
それを日々のレッスンで活かせなければ意味がありません。
 
パーソナルを受けて頭でわかって終わり、ではなくて、
日々、いちにちいちにち、
その都度、自分の動きはどうなっているのか、
今の感覚はどうなっているのか、
観察して、問い続けて、練習し続けて下さいね。
 
 
 
 
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それで、体の使い方を直すというのは、
この筋肉をこう使って、というような話もあるのですが、
もっと手っ取り早いのが「感覚」です。
 
 
 
例えば、昨日のジュニアオープンクラスですが、
自分の中に閉じこもりがちに踊っている生徒に、
 
もっと大きく、外に広がるように、
と言い続けていたのですがなかなかうまくいかない。
 
 
それで、どうしたもんかな・・・と思いながら進めていて、
ふと
このスタジオの壁を全身で感じて踊ってみて
と言ってみました。
 
 
すると、一気に体が伸びやかになり、
動きにエネルギーが生まれ、見ていて気持ちよい感じに。
 
 
 
もちろんその前に、動きやすくなるための様々なコツはアドバイスしたのですが、
そうして内側で繋がった感覚が、外の空間と繋がって広がっていく瞬間でした。
 
 
 
この言い方はよくするんだけれど、集中すればする程忘れがちな感覚です。
 
 
 
個々の部位の使い方を見直して、
個々の小さな感覚を頼りに緩めたり、鍛えたりすることはとても大事。
 
でも、そうした個々の小さな感覚をさらに外に向かって広げていくことをしないと、
ただ閉じこもってるだけの人になりかねません。
 
 
 
内と外。
 
 
どちらも大切で、日々感じ続ける必要があります。
 
 
 
そうそう、壁を感じて踊れたら、
例えばスタジオにどんなに沢山人がいようとも、
その人達を通り越した先の壁を感じる感覚を持ち続けるように意識すること。
 
 
そして、壁の外までの広がるような意識で踊ること。
 
 
と同時に、自分の中に深く集中すること。
 
 
同時進行で行えるように練習してくださいね。
 
 
 
 
それって、生き方と同じなのだなと思います。
 
 
自分に集中することで、外側へ向けて広がっていく。
 
 
外ばかり見ていると、内側にも集中できないし、外へも広がっていかない。
 
 
 
 
生徒に教えて自分を省みていますニコ
 
 
 
 
 
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