物事には原理原則や定理公理や理論と言うものがあり、それに沿って物事は動き成り立っています。
この原理原則は別の言葉でいえばそれは『真理』であり、またそれらを構成する定理や理論は、『体系』を示すことになります。
例えば、電気理論の世界では、電圧(E)に比例して電流(I)が流れるが原理ですが、電流を回路に流す場合にはその回路の抵抗(R)に
よって量が規定されるのです。
これを定理として当てはめると、E ∝ I の比例関係がまずあり、その次にE=I×Rと言う公式が成り立ち、I=E/RとかR=E/I
に展開する電気理論の体系ができ、いろいろな方面に応用していくのです。
つまり、真理と言うものの探究と、その真理がどの様な体系として成り立っているか、それを認識して実践していく事が非常に大事であると言うことです。
真理だけを探究しても、それはそこに留まるだけであり、精神的に進歩発展するとはどんな事かと言う肝心な、進歩過程の観点が置き去りになっている、と言うことです。
私は、精神的な進歩と発展とは、人間としての躾けから始まり、道徳、倫理、宗教、インド哲学が一貫したものである、という体系こそが真理であると、提唱します。
インド哲学と言う終極点を知らないことには、この体系すら思いもよらないと言うことです。
つまり、魂としての最終ゴールを知らなければ、現世を永遠に輪廻しているだけとなり、それはマラソンの途中で道草を食っている状態にあると言うことです。
この様な観点から今の世の中を観ると、ほとんどの人は宗教の段階で止まってしまっており、どんなに信者を集めても、またどんな立派な教会を建てても、それは魂の旅としてはまだまだ途中段階である、ということが言えます。
インド哲学を熟知した者から観れば、宗教はそれぞれの民族や信仰している人に適した教義の修行段階であり、インド哲学に到る基礎づくりをしている状態にある、と言うことです。
この宗教の段階を脱出してこそ、究極の教えであるインド哲学の門に入る事が出来ると言うものです。
目次
第一章 この本を読むにあたって
第二章 ギーターを読むことによって、どんな真理を知る事ができるか
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これからはインド哲学バガヴァット・ギーター の時代です。
バガヴァット・ギーターはマハト・ガンジーが座右の書としたものです。
私は宗教団体には一切入っておません。
全て独学でギーターを身につけました。
私の主義は人を集めず、布施を求めず、去る者は追わず
私はその人の、自主自立、独立自尊を尊重します。
人生の意義を知り、本当の人間としての幸せを掴んでください。
バール・クリシュナ・フミオ