魂というものをしっかり知ることが自己を知ることになる、と言うならば逆に、自己と言うものを知るならば、魂のことを完璧に理解することが、絶対条件となります。
先ずは自分は、「肉体ではなく魂である」との迷いのない完璧なる認識こそが、精神知識の第一歩です。
この精神知識を持つことで、自分の生き方を欲望にまみれた生活から、本来の生き方に変えることが出来るのです。
つまり、肉体を中心とした物質的な生き方と、魂としての本来の精神的な生き方の、区別が出来るようになる、と言うことです。
魂は、自己を自己と認識する意識から始まり、何かを成そうと主体的に自分の肉体を駆使する意志や信念であり、魂として精神的発展をする為の知識とその行動そのものです。
精神的発展をする為の知識とその行動とは、道徳としての他者を思いやる心、赦す心、賞賛する心、また自分としての我慢する忍耐の心、守る心、謙虚な心、寛容な心、このような行為行動こそが魂の精神性と言うものです。
またギーターが教えている魂のあらゆる知識こそ、驚くべき真理なのです。
魂のエネルギーは体の中に充満して、人間活動の基となっているのです。
私達はその真理をただただ素直に受け入れて、その教えを基に生きればいいと言うことです。
ギーターで示されている魂の真理としては次の様なものです。
* 魂は、宇宙のあらゆる物質や生命の創造神である、ブラフマーによって創造された。
* 魂は、始めもなく終わりもない無始無終の永遠不滅の存在である。
* 魂は、生まれることもなくまた死ぬこともなく、当然老いる事もなく病気になることもない。
* 魂は、焼くことも切り刻むこともできず、干からびることもない。
* 魂は、毛先の一万分の一の大きさであり、当然目で見ることはできない。
* 魂は、心臓に宿り心臓を鼓動させる力や、血液や気流となって人体の活力源となっている。
* 魂は、自己を自己と認識する意識であり、主体的に行動する意志であり信念である。
* 魂は、完全に個別性をもって活動している。
* 魂は、五感で捉える事ができる物質界と、目に見えない精神界を往き来している。
* 魂は、最終的には生まれ故郷である創造至上主神クリシュナの基に還って、クリシュナと永遠の愛の交歓(プレーマ)を楽しむのである。
この様にざっと見ても、魂についての知識はたくさん有ります。
これらの知識を認識して、魂を主体としての行動こそが、人間界で生きていく為には、非常に重要である事を知るべきです。
目次
第一章 この本を読むにあたって
第二章 ギーターを読むことによって、どんな真理を知る事ができるか
<人間という生物体の分析>
<未顕現識とはどんな意識か>
<真理だけでなく体系を知ることも重要である>
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これからはインド哲学バガヴァット・ギーター の時代です。
バガヴァット・ギーターはマハト・ガンジーが座右の書としたものです。
私は宗教団体には一切入っておません。
全て独学でギーターを身につけました。
私の主義は人を集めず、布施を求めず、去る者は追わず
私はその人の、自主自立、独立自尊を尊重します。
人生の意義を知り、本当の人間としての幸せを掴んでください。
バール・クリシュナ・フミオ