人間はこの物質界で、魂の進化の修行をする為には、肉体を維持しなければならない様に出来ています。

根本的には最低限、労働をして食べる、寝る、身を守るために経済活動をする事です。

この、食べる、寝る、身を守る行動は、全ての動物としての本能的行動です。

その他に人間だけは、財欲、名誉欲、支配欲と言った、他の動物には無い高度な欲望を持っています。

その為に、人間の活動は他の動物とは比べ物にならないくらい、非常に複雑で高度なものになっています。

クリシュナは魂の修行のために、その人の質性に則した四つの労働階層を制定しています。

このことに関して既にギーター 序説(22)死後の姿 で、冒頭に次の様に記述しております。

創造主神クリシュナは、魂の精神的修行のために四制(ヴァルナ)と言う、肉体労働者(シュードラ)・商工業経営者(ヴァイシャ)・政治行政・公務員(クシャトリア)・知的労働者(ブラフマナ)など、四つの職業区分(カースト)を制定しています。

四つの職業区分は、決して身分制度ではなく職業区分であり、いずれも魂の修行として誰もが通過しなければならない、職業関門なのです。

また四制(ヴァルナ)の意義としてギーター 序説(13)魂としての責務 の中で次の様にも書いております。

1-魂の発展修行の四制(ヴァルナ)における使命は、それぞれの階層に於いてはすべて、他者に奉仕貢献すると言う責務があると言うことです。

2-労働者階層の魂としての責務は雇い主に奉仕貢献し、商工業経営者は従業員と社会に奉仕貢献し、政治行政公務員は国民の福祉に奉仕貢献し、知的労働者は人類の幸せのために奉仕貢献しなければならないと言うことになっているのです。

人間の魂は物質界に入ると、物質自然の三様式(トリグナ)に囚われ、無智(タマス)、激情(ラジャス)、徳性(サットヴァ)の三つの質性を持つようになります。

これらは自分では気付くことの出来ない、未顕現意識と言い、これこそがその人その人間的特徴の根幹をなすものです。

トリグナの質性と四制(ヴァルナ)との関係性は、基本的にシュードラは無智(タマス)の質性の人達が携わり、ヴァイシャは無智(タマス)と激情(ラジャス)の質性を持ち、クシャトリアは激情(ラジャス)、そしてブラフマナは徳性(サットヴァ)の質性を持ったものが、その種の職業に携わります。

この区分けは一次産業が主体であった時代における基本的な区分けであり、現代の様な高度物質文明が極まった複雑な社会では、それぞれが入り混じったもとなっています。

その様な意味からしても、これらトリグナの質性と四制(ヴァルナ)との関係は、あくまでもベーシック的にとらえる程度で良いと思います。

序説<P84>

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これからはインド哲学バガヴァット・ギーター の時代です。
バガヴァット・ギーターはマハト・ガンジーが座右の書としたものです。

私は宗教団体には一切入っておません。
全て独学でギーターを身につけました。

私の主義は人を集めず、布施を求めず、去る者は追わず

私はその人の、自主自立、独立自尊を尊重します。

人生の意義を知り、本当の人間としての幸せを掴んでください。

バール・クリシュナ・フミオ