物質次元の闇から救われる為には、私達が活動している物質世界の闇の実態を、絶対知らなければそれは不可能です。

それでも、その闇の実態を知ったとしても、次には闇から抜け出す努力なしには、当然抜け出すことは出来ません。

闇は敵とするならば、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言うものです。

とは言え、現実にこの物質界で生活している人間のほとんどは、その両方とも知らずに苦しみもがいているのが現状です。

それでも、仏教では、この世は苦なりとか、諸行は無常であるとか、般若心経での智恵の教えとか、四諦八正道とか、六波羅蜜と言った、苦しみから逃れる教えを説いています。

ここに一つの救いはあるのですが、これでも輪廻の苦しみから逃れることは出来ず、来世は善処に生まれ変わる程度に終わるのです。

究極の教えであるインド哲学バガヴァッド・ギーターは、この輪廻を脱し二度と物質界に生まれ落ちることのない、永遠の世界に赴く教えを説いています。

宗教の段階では絶対に説かれていない、物質界で施された至上主神の極秘の掟である、物質自然の三様式(トリグナ)についてギーターは、詳しく説明をしています。

この物質自然界(プラクリティ)は、徳性(サットヴァ)、激情(ラジャス)、無智(タマス)の三つの性質から成り立っています。

あらゆる生命体(魂)は物質界で活動すれば必ず、物質自然の三様式(トリグナ)によってそれら三つの性質に取り込まれてしまうのです。

グナとは縄と罠を意味し、人間の魂を縛りつけ、またその存在すら気付かせません

人間は物質界で活動する限り、この縄と罠からは絶対に逃れる事は出来ず、これこそが魂が輪廻から逃れられない、創造主神が物質界に施した極秘の掟なのです。

それを言い当てているものに、「天網恢恢、疎にして漏らさず」や「非理法権天」と言った格言があり、全ては神に委ねれば良いとする達観の智恵を教えています。

宇宙の創造神であるブラフマー神はラジャスを象徴し、宇宙の維持管理を司るヴィシュヌ神はサットヴァを象徴し、宇宙の破壊を担うシヴァ神はタマスを象徴しています。

激情(ラジャス)の人はブラフマーを信仰し、徳性(サットヴァ)の人はヴシュヌ神を信仰し、無智(タマス)なる人はシヴァ神を信仰するようになります。

そう言えば、オーム教団の上九一色村のサティアンには、シヴァ神の大きな像が設置されていたのを思い出しました。

今回は、物質自然の三様式についてほんの一面だけを書きましたが、これについては十四章で一章を使って詳しく書かれています。

序説<P55>

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覚者よ我を観よ 智者よ真理を聴け 勇者よ我と共に学べ
これからはインド哲学バガヴァット・ギーター の時代です。
バガヴァット・ギーターはマハト・ガンジーが座右の書としたものです。

私は宗教団体には一切入っておません。
全て独学でギーターを身につけました。

私の主義は人を集めず、布施を求めず、去る者は追わず

私はその人の、自主自立、独立自尊を尊重します。

人生の意義を知り、本当の人間としての幸せを掴んでください。

バール・クリシュナ・フミオ