今回の、重度認知症者を対象に行った心魂療法の公演では、いろいろな思惑をもっていたのですが、当初の思いとはかなり違った意外さを感じました。

この公演を行うにあたって私は、黙ってみんなが静かに最後まで聴いていてくれるだろう、とは予想しておりましたが、それどころか歌を歌ったり手拍子を取ったり、また拍手をしてくれたり、つまり普通の人に対する公演とほとんど変わらないといった、意外な印象を持ったのでした。

それどころか、私が傘をかぶり数珠をかけ、坊様姿で舞台にさっそうと上がると、「これは本物だな!」と言う声を掛るくらい、評価する意識や期待感と言うもの、しっかり持っていることも分かりました。

重度認知症の人相手だから、どうせまともに認知でないのだから適当にやればよい、との想いは絶対禁物であるという事なのです。

逆にその様な人だからこそ、心と魂にズバッと食い込み響きわたらせ、その世界に没頭させる演技力が必要であるという事を実感しました。

つまり、演者に心と魂にまで沁みわたらせる演技力と神仏を敬う精神性がなければ、正常に認知できない世界を超えた、心や魂の領域にまで影響力を及ぼすことは出来ない、と言うことになるのです。

童謡唱歌の音楽は、子供の頃の思い出をよみがえらせる、記憶のインデックスと言うことが出来ます。

私も、娘が歌の練習で昔の歌を歌っている時に、自然と歌詞を想いだしながら歌っていることに、ふと気が付くことがあります。

心と魂が癒される歌声とバックの音の良さで癒しとなり、自然と歌詞を想いだしながら歌っている、正にその状況が顕われてくるのです。

それは無意識の世界であり、自分では思い起こすことのできない潜在意識の世界でもあるのです。

実際に、公演中は手拍子をとって歌っていた人が、公演が終わった後また元の表情にもどり、椅子に眠り込んでしまった人もいたのです。

また、公演中は手を振って笑顔を交わしていた人が、帰りがけに声をかけたのですが、着替えた私には全く関心を示さなかったのが印象的でした。

それからもう一つ、公演の間は看護師さんも一緒になって楽しむことができ、これは看護師さんにとっても体と神経の休息となるリフレッシュ効果もあると思いました。

そしてこの公演は、食事が終わったその場で行ったので、公演の為にわざわざ入所者さんを集める手間は掛けておらず、そのことも非常に重要な事だと思っております。


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覚者よ我を観よ 智者よ真理を聴け 勇者よ我と共に学べ
これからはインド哲学バガヴァット・ギーター の時代です。

バガヴァット・ギーターはマハト・ガンジーが座右の書としたものです。

私は宗教団体には一切入っておません。

全て独学でギーターを身につけました。

私の主義は人を集めず、布施を求めず、去る者は追わず

私はその人の、自主自立、独立自尊を尊重します。

人生の意義を知り、本当の人間としての幸せを掴んでください。

バール・クリシュナ・フミオ