今朝テレビで、オーム真理教元信者の高橋克也容疑者が逮捕され、彼の所持品から麻原彰晃が説法した録音テープや、オーム真理教関係の書籍十数冊、それにお守り変わりに数枚の写真も所持していた事が報じられておりました。

そして、17年にもわたる逃亡生活の間ずっとこれを所持しており、教団に対する強い帰依心を失っていない、マインドコントロールの恐ろしさを解説しておりました。

この様に、いちど強烈に潜在意識のなかまで叩き込まれた認識は、ちょっとやそっとでは解かれない事が分かります。

しかし、私たちもこれと同じように、子供の時から常識と言うマインドコントロールを受けながら、生きている事を自覚している人はほとんどいないのです。

その最大の誤認は、自分は肉体であるとの認識なのです。

その次には、人間の幸せは物質に恵まれ豊かな安定した生活を送ること、つまり感覚欲望が満たされることを幸せの条件としている事です。

その為に、一流大学を目指し、一流企業や公務員に就職する事がその条件であるとばかりに、受験競争に励んでいるのです。

また、スポーツ選手や芸能タレント、そして一流アーティストなどの特殊な才能のある子どもは、ちさい時から英才教育を受けている子もいるのです。

これは名誉と富の両方を、得ようとする行動に他ならないのです。

この様にほとんどの人間は、肉体にまつわる物欲と名誉欲を満たすことが幸せであると言う、マインドコントロールに突き動かされて、娑婆世界での活動に夢中になっていると言う事なのです。

ほんらい人間の本質は肉体ではなく魂なのです。

しかし、自己は魂であると認識して活動している人はほとんど無く、自分は肉体であると認識している人がほとんどなのです。

インド哲学バガヴァッド・ギーターでは、人間を、田野(クシェートラ)、知田者(クシェートラ・ギア)、パラマートマーの三つの集合態と、客観的に分析的にそして冷静にとらえているのです。

田野はでんやと読み、文字どおり田んぼと野原のことを言い、魂が活動する場所である肉体を、このように客観的にみて田野と表現しているのです。

知田者はちでんしゃと読み、田野を客観的に観て捉えそこで活動する者、つまり魂のことを言っているのです。

そして、パラマートマーとは創造主神クリシュナの直接拡張体であるスーパーソウルを意味し、私たちは常に神と共に居ること教えているのです。

この様に、自分と言うものを分析的にとらえて知ることは、その次に人間として活動する目的は何かと言う、非常に大事なことに気付きやすいヒントとなるのです。

この様な知識こそ、子どもの時から親が教えてあげなければならない、精神知識と言うものなのです。

この知識がない人が、世間の常識と言うマインドコントロールにがっちりと縛り付けられてしまうのです。

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覚者よ我を観よ 智者よ真理を聴け 勇者よ我と共に学べ

これからはインド哲学バガヴァット・ギーター の時代です。

バガヴァット・ギーターはマハト・ガンジーが座右の書としたものです。

私は宗教団体には一切入っておません。

全て独学でギーターを身につけました。

私の主義は人を集めず、布施を求めず、去る者は追わず

私はその人の、自主自立、独立自尊を尊重します。

人生の意義を知り、本当の人間としての幸せを掴んでください。

バール・クリシュナ・フミオ