冬の王者「オリオン座」がおかしな場所に見えている?
この星図は1月の午後9時のバリ島の空です。日本では冬真っ盛りの空にはオリオン座が良く見えています。日本でのオリオン座の見え方を良く分かっている方ならバリでオリオン座を見つけて”あれっ!”と思うかもしれません。
この星図では地平線から60度くらいの高さに見えています。日本ならだいたい30度くらいのところに見えていますが、バリ島へ来るとこんなに高くに見えます。他の見慣れた星座もここでは全く違った見え方をしています。
オリオン座やおうし座を見ると寒い時期を思い起こしますが、ここでは雨季の蒸し暑いさなかで見ることになるのでなんだかイメージが変わってしまいます。しかし、星空観測をするにはバリ島は大変快適なところです。一晩裸で星を眺めていても風邪を引く程度です。私の住んでいる長野でこの時期にそんなことをしていたら朝には冷たくなって凍死してしまうでしょう。
私もバリは長いですが・・・雨季にどのくらい星空が見れたか時間が経ちすぎて記憶が定かです。以前にペネスタナンに居た時には割りと大きめな天体望遠鏡を持っていましたので良く星空を眺めていました。しかし、ウブド周辺はデンパサール方面からのライトドーム状の光害で空が明るいのでアメッドのような星空ではありませんでした。そんな中でも素晴らしかったのは停電した時です。町ひとつの電気が全て消えてしまうのでそれまで見えなかった天の川などが一気に見えてきます。感動ものです。どうやら最近は事情が変わって停電が少なくなったようです。![]()
