先日の東京近郊人会の飲みで
電気ブランを飲んだことに触れたが
折角だから電気ブランの話でもしようかな?
yahoo時代に一度か二度か
記事にはしてるがだいぶ昔のことなので
改めて電気ブランと自分の関わりを書いてみたい
我が家の電気ブラン
電気ブランはご存知の方もいると思うが
浅草一丁目一番地にある
日本初の「バー」としてオープンした
神谷バーの代名詞になる代表的なメニューである
今や完全に観光スポットとなった
神谷バーだが
自分が初めて行った18歳の頃は
浅草の粋な酔っぱらいのオヤジさんたちお姉さん方が
昼間っから酒を飲む〜
あぁこれが下町だよなぁという風情があった
18 の俺には
初めてみる大人の世界のように写った
この神谷バーは歴代の小説にも良く登場する
一人にて酒をのみ居れる憐(あは)れなる
となりの男になにを思ふらん
(神谷バァにて) 萩原朔太郎
太宰治も贔屓にしてたようだし
神谷バーに歴史あり♪
自分が神谷バーを知ったのは
もちろん文学や小説なんて高貴なものではなく
ライブハウス新宿LOFT似通ってる時に
バンドメンバーの口から
「神谷バー」という存在を知ったからだ
それが18際の時
早速仲間と神谷バーに向かったのは言うまでもない
その頃の浅草なんてジジババが行く神社と寺の下町という
イメージしかなかったから
たぶん浅草自体に足を踏み入れたこともなかったんじゃないかな
18歳の少年トムには
十分すぎるほど衝撃的な光景だった
昼間っから堂々と酒を飲む店内
これが許されるのが
下町浅草なんだぁと思ったね♪
しかも常連のおっちゃんたちの
飲み方が凄い
30度の電気ブランと
その喉を薄める為にビールを
水代わりに飲むわけよ....
もう3杯くらい飲んだら
完全に出来上がっちゃう〜〜〜苦笑
真似したもんよ〜〜〜
店出るとまだおひさまが空高く
けど千鳥足〜みたいな^^
その後都内に住んでからは
結構通ったなぁ
下手な居酒屋で飲むのが馬鹿らしくなるし
なんといっても昼間っから飲めるって
至福の時間だもんね
そう!神谷バーは
昼飲みが似合う店でもあるんだよ俺的には^^
昭和な洋食レストランみたいな
ショーケースのメニューもいいし
品数も相当あるからね♪
浅草ロック(六区)で演劇を見たあとに
神谷バーで一杯引っ掛けていくか?
なぁ〜んて時代もあったんだろうね
食券ってのも神谷バーならではの楽しみ
洋食レストランとバーの曖昧な堺みたいな^^
こういう一つ一つが
日本の外食文化の歴史を感じながら
酔える〜〜ってのが
神谷バーの魅力だと思うんだよね
俺のオススメは
最後の締めに
この昭和なプリンアラモード♪
スイーツ男子にはかかせない一品♪
ちなみに神谷バーは
明治13年開業だから
大正ロマン昭和レトロを
作った存在とも言えるね^^
神谷バー=電気ブラン
ってことでお酒飲む店だけど
2Fはレストランかみや
3Fは割烹かみや
ということで
飲めない人でも利用できるよ^^