電気ブラン | T☆Mのmenantikannya

T☆Mのmenantikannya

58歳になりました^^

先日の東京近郊人会の飲みで

電気ブランを飲んだことに触れたが

 

折角だから電気ブランの話でもしようかな?

 

yahoo時代に一度か二度か

記事にはしてるがだいぶ昔のことなので

改めて電気ブランと自分の関わりを書いてみたい

 我が家の電気ブラン

 

電気ブランはご存知の方もいると思うが

浅草一丁目一番地にある

日本初の「バー」としてオープンした

神谷バーの代名詞になる代表的なメニューである

今や完全に観光スポットとなった

神谷バーだが

 

自分が初めて行った18歳の頃は

浅草の粋な酔っぱらいのオヤジさんたちお姉さん方が

昼間っから酒を飲む〜

あぁこれが下町だよなぁという風情があった

 

18 の俺には

初めてみる大人の世界のように写った

 

この神谷バーは歴代の小説にも良く登場する

 

一人にて酒をのみ居れる憐(あは)れなる 

となりの男になにを思ふらん

(神谷バァにて) 萩原朔太郎

 

太宰治も贔屓にしてたようだし

 

神谷バーに歴史あり♪

 

自分が神谷バーを知ったのは

もちろん文学や小説なんて高貴なものではなく

ライブハウス新宿LOFT似通ってる時に

バンドメンバーの口から

「神谷バー」という存在を知ったからだ

 

それが18際の時

 

早速仲間と神谷バーに向かったのは言うまでもない

 

その頃の浅草なんてジジババが行く神社と寺の下町という

イメージしかなかったから

たぶん浅草自体に足を踏み入れたこともなかったんじゃないかな

 

18歳の少年トムには

十分すぎるほど衝撃的な光景だった

昼間っから堂々と酒を飲む店内

 

これが許されるのが

下町浅草なんだぁと思ったね♪

 

しかも常連のおっちゃんたちの

飲み方が凄い

30度の電気ブランと

その喉を薄める為にビールを

水代わりに飲むわけよ....

 

もう3杯くらい飲んだら

完全に出来上がっちゃう〜〜〜苦笑

 

真似したもんよ〜〜〜

店出るとまだおひさまが空高く

けど千鳥足〜みたいな^^

 

 

その後都内に住んでからは

結構通ったなぁ

 

下手な居酒屋で飲むのが馬鹿らしくなるし

なんといっても昼間っから飲めるって

至福の時間だもんね

 

そう!神谷バーは

昼飲みが似合う店でもあるんだよ俺的には^^

 

 

昭和な洋食レストランみたいな

ショーケースのメニューもいいし

品数も相当あるからね♪

 

浅草ロック(六区)で演劇を見たあとに

神谷バーで一杯引っ掛けていくか?

なぁ〜んて時代もあったんだろうね

 

食券ってのも神谷バーならではの楽しみ

 

洋食レストランとバーの曖昧な堺みたいな^^

 

こういう一つ一つが

日本の外食文化の歴史を感じながら

酔える〜〜ってのが

神谷バーの魅力だと思うんだよね

 

 

俺のオススメは

最後の締めに

この昭和なプリンアラモード♪

 

スイーツ男子にはかかせない一品♪

 

 

ちなみに神谷バーは

明治13年開業だから

大正ロマン昭和レトロを

作った存在とも言えるね^^

 

 

神谷バー=電気ブラン

ってことでお酒飲む店だけど

2Fはレストランかみや

3Fは割烹かみや

ということで

飲めない人でも利用できるよ^^