仲間の個展(追加あり(トム写) | T☆Mのmenantikannya

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58歳になりました^^

冷たい雨が降り注ぐ日曜の

都内の恵比寿に車を走らせた

ここの地下の駐車場に車を止めた

 

外へ出てみると横浜より1.2度寒く感じる

まずは体を温めてからと

ホットコーヒーを頼んだ

豆種はブラジルを選んだ

 

その後三越でやつへの手土産として

ジョージア産のシャトームクラニを買う

ワイン好きはイタリアやフランスではなく

本場中の本場のジョージア産を好む

ついでに自分用も買い〜

テイスティンググラスも2脚買うことにした

奴とワインで乾杯しようかと...

 

今日は古くからの友のプロのカメラマンの個展だった

「何もこんなご時世にやるなよ」とは言わない

 

「個展おめでとう」と言ってドアを開けた

 

やつは30年ほど前に忽然と我々の前から姿を消して

NYに旅立ちその後キューバに行って

プロのカメラマンになった

このご時世,,,会場に来れない我々の仲間からも

花が届いてた

 

「昨日だったら可愛いモデルに会えたよ^^」 とやつは言った

「どこで見つけたの?」と聞くと

「バーでナンパした」とやつは言った

やつらしい言い方だが

インスピレーションとはそういう事なんだろう

 

他には女子プロレスラーという

モデルとしては意外な子も選んだそうだ

「こう言うふくよかな子って滅多に撮ることないから

面白いいかなって思ってね」やつは言う

 

「ここは相模原のラブホテルだよ?トム知ってる?」

「知らんがな....苦笑」

「この猫足のバスタブを使いたくてね...」

 

「こっちは川崎の工場地帯!

女性の肉体と冷たい工場のパイプっていいだろ?」

 

「この肉肉しい太ももと開脚した感じエロくていいじゃん」

「だろう?この子...脂肪でなく筋肉なんだよ

この筋肉美はどうしても作品にしたくて口説いたんだ」

 

太った女性は苦手だが

鍛えた肉体のふくらみは妙に興奮するものだ

「このふくらはぎ...いいね〜」と笑ってみた

 

 

下世話な話をしてるようだが

これは芸術の話(笑)

 

やつは「性」を「生々しいものではなく」

「憂鬱なおしゃれ」に表現したそうだ

 

一緒に来たうちの家内はDe

芸大出身だけあって

やつと色の出し方や写真の引き伸ばし方など

俺にはちんぷんかんぷんな話で盛り上がっていた

 

 

そうこうしてるうちに

通りすがった若者が入ってきたので

写真集を購入して

最後にもう一度

「おめでとうな!!じゃぁな!」と言って

個展会場を後にした...

 

ではやつの作品の一部を紹介したいと思う

彼女はバーで飲んでる時に

声をかけてカメラに収めた子

マゾ気質は一瞬のインスピレーションでわかるそうだ

 

また彼女は今回の写真集の表紙にもなっている

 

 

彼女はモデルとしても活動してるそうだが

カラーのビニールを体に絡ませた作品が多い

このバスタブを探して

相模原のラブホテルまで行くとは...笑

 

一番印象に残った

女子プロレスラーの被写体

鍛えられた筋肉と

そこに母性さえ感じるやわらかみ

やつ独特の「性」の表現がそこにあった

 

 

個展は本日25日の月曜日まで

東京の恵比寿のアメリカ橋の

ギャラリーで開催されている

Depressed Mood Satoshi Miyazawa