子供への想い | 30年目のバリクバヤン 

30年目のバリクバヤン 

「バリクバヤン」とは、フリィピンの言葉で「里帰り」の意味。
1978年にフリィピン人と結婚。今年2月にサラリーマンを卒業。
4月下旬から3週間の里帰りを予定しています。
出会い~結婚~現在までの38年間と里帰りの顛末を綴ります。

結婚し妻が来日した時(1978年)に、日本の生活に慣れるまで(3年間)は

子供は我慢しようと話し合った。

妻は10人兄弟、私は4人兄弟なので漠然としたイメージは子供の多い家庭で

あった。

1981年に長女が生まれ、1984年に長男が生まれた。

長女が生まれる半年前に私の母が亡くなった。

そのような環境なので出産・子育ては夫婦二人だけで対処した。

二人目の出産時に長女を1週間だけ私の兄夫婦に預けた。

妻も慣れない日本の育児に苦労したが私も家事に最大限の協力をした。

特に当時は紙おむつが普及する前なので布オムツの洗濯は大変だった。

 

子供の教育方針は、100%日本人として育てるということ。

そして現在、37歳と34歳になった。二人とも独身で結婚する気はないらしい。

妻と話すことは、子供は子供の人生を生きてくれればそれでよし。

我々夫婦は二人でこの先の人生を楽しもうと思う。

 

それでも男女の平均寿命や我々の年の差(4歳)を考えると、将来妻は

10年近くを一人で過ごすことになる。それが心配だが子供が二人いることが

唯一の救いである。