納豆が好きになった妻 | 30年目のバリクバヤン 

30年目のバリクバヤン 

「バリクバヤン」とは、フリィピンの言葉で「里帰り」の意味。
1978年にフリィピン人と結婚。今年2月にサラリーマンを卒業。
4月下旬から3週間の里帰りを予定しています。
出会い~結婚~現在までの38年間と里帰りの顛末を綴ります。

フリィピン人が日本で暮らすようになって、いろいろ戸惑うことがあるが食事もそのひとつだろう。


まずは、食事のスタイル。フリィピンでは手で食べるかフォークとスプーンで食べる。我が家も37年経つと普通に箸を使うが(器用に左利き)、一人で食事するときは、黙ってみていると大きな皿にご飯を盛り、そこにおかずを入れてフォークと

スプーンで食べている。


日本人から見ると、安全で何でも美味しいから問題は無いと考えるが、不慣れな食感や味付けが問題になることがある。我が家でも来日直後は、納豆・梅干は苦手だった。


ところが、いつの間にか二つとも好きになり、仕事に行くときは、ご飯と納豆というパターンが多い。


私も納豆好きであるが、最近は私より食べる頻度が多い。

長男が小さいときは酷い偏食で納豆ご飯しか食べなかった。


刺身も最初は苦手で、初めて〆鯖を食べて全身に蕁麻疹が出て夜中に病院に行ったこともあるが、そのうち刺身や寿司が好きになり、トロ・いくら・うに等の高級なネタが好きで困ってしまう。私は玉子や赤身などの安い物を食べてバランスを図っています。