フリィピン人が日本で暮らすようになって、いろいろ戸惑うことがあるが食事もそのひとつだろう。
まずは、食事のスタイル。フリィピンでは手で食べるかフォークとスプーンで食べる。我が家も37年経つと普通に箸を使うが(器用に左利き)、一人で食事するときは、黙ってみていると大きな皿にご飯を盛り、そこにおかずを入れてフォークと
スプーンで食べている。
日本人から見ると、安全で何でも美味しいから問題は無いと考えるが、不慣れな食感や味付けが問題になることがある。我が家でも来日直後は、納豆・梅干は苦手だった。
ところが、いつの間にか二つとも好きになり、仕事に行くときは、ご飯と納豆というパターンが多い。
私も納豆好きであるが、最近は私より食べる頻度が多い。
長男が小さいときは酷い偏食で納豆ご飯しか食べなかった。
刺身も最初は苦手で、初めて〆鯖を食べて全身に蕁麻疹が出て夜中に病院に行ったこともあるが、そのうち刺身や寿司が好きになり、トロ・いくら・うに等の高級なネタが好きで困ってしまう。私は玉子や赤身などの安い物を食べてバランスを図っています。