コラム | 30年目のバリクバヤン 

30年目のバリクバヤン 

「バリクバヤン」とは、フリィピンの言葉で「里帰り」の意味。
1978年にフリィピン人と結婚。今年2月にサラリーマンを卒業。
4月下旬から3週間の里帰りを予定しています。
出会い~結婚~現在までの38年間と里帰りの顛末を綴ります。

私の妻や親戚、今まで出会ったフリィピン人の良いところと悪いところ

をまとめてみた。


<良いところ>

 ①家族・親戚・友人などを大事にする。

 ②愛情がストレート。

 ③年上に気を使う。

 ④困っている人が居れば、自分が1,000円しかなくても、

  500円を恵む。

 ⑤綺麗好き。

 ⑥すぐ環境に慣れる。

 ⑦言葉の習得が比較的早い。


<悪いところ>

 ⑧時間にルーズ。

 ⑨外出前の準備(化粧・支度)に時間が長い。

 ⑩自分の過ちを認めない。言い訳をする。

 ⑪貯金の概念が低い。

 ⑫根気がない。すぐ飽きる。

 ⑬はっきり言わない。論理的な話が不得手。

 ⑭断ることが出来ない。


<エピソード>

 ④彼女の田舎の教会のミサに出たとき、祈りの最後に

  集まっている信者の間に篭が廻って来ると、多くの人が

  自分のポケットからお金を入れていた。


  困っている親戚が来るとお金を貸したり(殆ど戻らない)、

  食事をご馳走する。


  皆で食事をすると誰かが必ず全員に奢る。


 ⑭我が家でも、私の留守中に来たセールスマンから

  高い買い物をして、後で私に報告することがある。

  大概はローンで払おうとするので、内緒には出来ない。

  

  20万程度の羽毛布団。品質がよさそうなのでこれは購入し

  今でも愛用している。


  15万程度の掃除機。 これは不要なので後日解約。


  30年くらい前に一人で留守番したときに、「ロンジン」の時計を

  売りに来たセールスマンから3万で購入した。

  よく見ると、「ロンギン」と刻印されていた。

  (申し訳ないが、これは後日 親戚へのお土産になった)

  (その後、自分の小遣いでローンを払い、高額なロレックスを

   購入した)