[551]奥能登国際芸術祭 SUZU2017 OKU-NOTO TRIENNALE | ひつじの手帖

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石川県の能登半島先端 珠洲市(Suzu city)にて、

現代アートのトリエンナーレ、奥能登国際芸術祭が開幕しました.

 

→奥能登国際芸術祭ホームページ

 

1泊2日で巡ってきました.

2017.9.3.

1日目 オープニングツアーのバスにて巡りました

11:00〜11:30 開会式 @ ラポルトすず

 

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総合ディレクター 北川フラムさんがアーティストを紹介


ラポルトすず内の作品を体験(100円でガチャポン)

11:40〜11:50 

    作品No.26 力五山(日本)

   「潮流〜ガチャポン交換器」

 

12:05〜12:50 ランチ@珠洲ビーチホテル

 

12:55〜13:25 (2作品30分)

   作品No14. @ 旧蛸島駅周辺

   トビアス・レーベルガー (ドイツ)

   「何か ほかにできる」

    " Something Else is Possible 

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青空に映えます.
大地を開く花のようだし、鉄道廃線跡にあり時空を超えるトンネルのよう.

 

   作品No.13 @ 旧蛸島駅

   エコ・ヌグロホ (インドネシア)

   「Bookmark of dried flowers」

 

 

 

<車移動10分>

13:35〜13:50 (15分)

   作品No.10 @ 森腰の古民家

   岩崎貴宏 (日本)

   「小海の半島の旧家の大海」

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2トンの塩!
古民家が海原へと変容し、息をのみます!

 

<車移動33分>

14:23〜14:38 (15分)

   作品No.7 @ 旧日置公民館

   さわ ひらき (日本)

   「魚話」

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映像をじっくりと観ていると、珠洲の深層へと引っ張りこまれ、能登の風土に同化していく体感.

 


<車移動7分>

14:45〜15:12 (2作品27分)

   作品No.4 @ 木の浦海岸

   よしだ ぎょうこ + KINOURA MEETING (日本)

   「海上のさいはて茶屋」

 

 

   作品No.5 @ 木の浦海岸

   アローラ&カルサディージャ

    (アメリカ/キューバ/プエルトリコ)

   「船首方向と航路」

 

 

 

<車移動23分>

<バス車窓からNo.3 深澤 孝史「神話の続き」>

 

15:35〜16:03 (28分)

   作品No.1 @ 旧清水保育所

   塩田 千春 (日本)

   「時を運ぶ船」

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揚げ浜式塩田(えんでん)の近くに展示された塩田(しおた)さんの作品. 塩づくりに使われた船に赤い糸が絡んで.
はずせない必見の作品.

珠洲の塩、全種類が販売されています.
角花豊さんの塩がイチオシ! 

塩おむすびにしたり、コーヒーにほんのひとつまみ、が地元のお母さんのお勧め.
日本酒好きなら塩をアテに晩酌がいい、とは地元のお父さん談.


 

<車移動32分> 

<バス車窓から

No.30 ラックス・メディア・コレクティブ「うつしみ」>

 

16:35〜16:45 (10分)

   作品No.32 @旧鵜飼駅

   アデル・アブデスメッド

   (アルジェリア/フランス)

   「ま・も・なく」

 

 *


<車移動5分> 

16:50〜17:10 (20分)

   作品No. 33 @見附海岸

   リュウ・ジャンファ (中国)

   「 Drifting landscape 」

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見附島の絶景の前に広がる漂着物のようなアート. ゴミのようで全て焼き物. 
景徳鎮と珠洲焼.
えっ、こんなものまで景徳鎮で作ったの!というバカバカしいまでの驚き.


 

17:20 ラポルトすず

***オープニング・ツアーおわり***

宿泊先の木ノ浦ビレッジへ

 

予約していた「まつり御膳」に舌鼓

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キリコ祭りで、自宅にお客様をお招きして振舞われるヨバレ.

木ノ浦ビレッジで働く地元のお母さんの手作り.

栗入りお赤飯、おすまし、煮付け、お刺身、茶碗蒸し、どれも美味しくて.

木ノ浦ビレッジに泊まるならば、予約して、是非味わってほしいごはん.


開幕初日にいただいたので、

ビレッジのブログに姪と一緒に載ってます.

 

→木ノ浦たより「まつり御膳」

 


***海辺のコテージで波音を聴きながら就寝***


 

2日目 乗用車をドライブし巡りました

 

8:00 朝食 @木ノ浦ビレッジ

9:15 出発

 

作品No.2 村尾かずこ「サザエハウス」 

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サザエの貝殻集めから制作まで3ヶ月かかったサザエハウスは、中に入ると瞑想できそうな心地よい空間.


ゴジラ岩

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アート作品ではないですが、
自然が作りだした岩の造形を見に、岩場まで降りてゴジラと対決!


 

作品No.4 よしだ ぎょうこ 「海辺の茶会」

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波の音をBGMに、さいはての地で、涼やかでアートな茶会.
死ぬまで忘れない、と感じる茶会.
芸術祭ホームページで茶会開催日を事前チェックして一服するのを強くすすめます.
お菓子と薄茶で700円.


 

作品No.8 キジマ 真紀「海と山のスズびらき」

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世帯数30の日置
廃校に設置された地元の方の手作りフラッグ.
作家さんのディレクションで海と山の暮らしがカラフルにアップリケされ一枚一枚見るのが楽しい作品.
NHK東京が取材していました.


 

金剛崎〜ランプの宿を見下ろす絶景〜


 

須須神社を参拝

〜日本一の高さのキリコを保有する集落にある神社〜



作品No.12 バスラマ・コレクティブ「みんなの遊び場」

 


作品No.18 ひびの こずえ「スズズカ」

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ふわふわドレスをまとい、クラゲのようにただよいながら鑑賞.
ひびのこずえ さんのタオルやハンカチ、アクセサリーが手に入ります.
一番人気は、能登半島をゴジラにみたてた「ゴジラハンカチ540円」
初日完売で手に入りませんでした. 入荷していたら迷わず買うべし.

 

作品No.19 角 文平 「Silhouett Factory」

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珠洲の内海を切り取ったピクチャーウィンドウ、
切り絵がゆらぎ能登の風景を静かに反芻.

 

作品No.20 田中信行「触生ー原初」

 

作品No.27 河口 龍夫「小さな忘れもの美術館」

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作品No.28 EAT & ART TARO「さいはてのキャバレー準備中」

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展示内のカフェ(キャバレー準備中の賄いみたいな設定)にてランチ.
カサゴのブイヤベース風
地物の魚に野菜で新鮮な上に旨味たっぷり.

9/9,10/7,10/21の3夜はキャバレーナイトですが、既に全日予約〆切のようです、スゴイ人気!

 

作品No.31 石川 直樹「混浴宇宙宝湯」

 

***16:30頃まで鑑賞し、金沢へ***

 

→毎日新聞_記事20170901

 

→読売オンライン_記事20170904

 

***

お土産は、

ハザ干し米と塩に、

ひびのこずえさんのゴジラタオル がお勧め!

 

珠洲では新米が実り、ハザ掛けして天日乾燥する風景がアート作品のそばに広がってます.


珠洲の「米」と「塩」をお土産にして、

塩むすびを食べながら旅の思い出を語るのも楽しい.

 

***


奥能登国際芸術祭は、2017-9-3から2017-10-22までの50日間開催


半島の最先端で、現代アートの最先端!