前記事「バリ島スミニャックで新築土地の仕込み」で、
リースホールドの土地の売買契約の話を書いた。
これに対して読者さんから以下のコメントをいただいた。
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リースホールドは長期レンタルだから、「安く買えた」ではなく、
「安く借りれた」では?
建物建てても、長期賃貸物件に変わりはないと思いますが、
これを”売る”と表現するのに違和感を感じます。
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リースは「借りる」のだから「買う」というのはおかしい。。
なるほどね。そう考える人がいるのも理解できる。
これについて、解説しよう。
まず根本的なこととして、日本の常識と世界の常識は違う、
ということを理解してほしい。
その1つが、「買う」ということ。
基本的な考え方として、お金を払う、ということは
すべて「買う」と考えるのが普通なのだ。
日本人は、「保険に入る」とか「お金を借りる」とか言うけど
正確にいうと「保険を買う」「お金(金利)を買う」が正しい。
30年リースホールドの土地を「買う」とは、
正確にいうと、30年土地を使用する権利を買う、ということ。
日本でも、借地権の住宅やマンションを“売買する”というが
それと同じと理解すればいい。
ついでに不動産についての考え方を言うと、
日本人は土地の“所有権”にこだわる人が多いが、欧米人は違う。
“使用”できるなら同じ、とこだわらない。
バリ島のヴィラにおける不動産市場は、欧米人が中心だから
日本とは違う考え方で成り立っている。
バリ島の土地の権利には、フリーホールドとリースホールドがある。
フリーホールドは所有権、リースホールドは使用権なのだが、
どちらも「権利を買う」という考え方。
繰り返しになるが、前記事の30年のリースホールドを契約するというのは
土地の使用権を売買する、ということなのである。
そこに建物(ヴィラ)を建てると、土地は使用権、建物は所有権、となる。
だからリース期間の30年が経過し、延長の契約そする際は
土地の使用権の部分だけ費用が発生する。
この土地にヴィラを建ち、3200万円で買ったとする。
3200万円の内訳を、土地1300万円、建物1900万円とすると
30年後の土地の相場が変わらなければ、土地部分の1300万円を地主に支払えば
リース契約を延長できる。
フリーホールドの場合、所有権だから延長の必要はない。
では、リースホールドとフリーホールドでは、どちらがいいのか。
次回、書くことにする。
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