今回、レンタルを開始するのはバリ島スミニャックの豪邸。
この立地でこの仕様だから、購入価格は大台を超えている。
ヴィラを購入された日本人のオーナーは、超富裕層。
一流を知り尽くしているオーナーの意向は、
「このヴィラも一流、すべてを最高級に!!」とのこと。
宿泊費は、1泊1000ドル超。
さあ、大変だ。
ホテルの格付けは、公的な基準の最高ランクは5つ星だが、
世界には、7つ星、VIP、パラス、スーパーラグジュアリー、などと
5つ星以上を謳っているホテルもある。
高級ホテルと最高級ホテルの一番の違いは、サービスだ。
最高級ホテルは、設備や仕様がいいことはもちろんだが、
それだけでは限界があり、一定水準を超えると顧客満足にはつながらない。
ゲストに感動を与えるスタッフの対応をしなければならないが、
それには語学や知識だけでなく、心配りや気遣いといって人間性も求められる。
20代の頃、初めてアマンダリに泊まった時、
「これが、最高級ホテルってやつか」と感動したこと覚えている。
1部屋に1人、世話をしてくれる担当者がつき、
それとは別に専用の車(しかも、ランドクルーザー)が用意され、
運転手がガイドをしてくれ、世話係がリコンファームもしてくれていた。
その他もいたれりつくせり。
最近のアマンダリは知らないが、その頃はスゴかった。
大学生の時、できたばかりのフォーシーズン東京(現ホテル椿山荘)の
サービスもすごいと思ったが、それ以上があることを知った。
それまでは、部屋が広い、設備が良い、内容が豪華というのが、
最高級だと思っていたが、それを超えるのはサービスなのだと。
とはいえ、まずは、快適で非日常感のある空間づくりだ。
グラス、お皿、タオル、石鹸、シャンプーなどの備品・アメニティは、
高級品で揃える必要があるし、ドライヤーはむき出しではなく、
品の良い袋に入れる。
オーナーは、究極の快適さを追求され、そのためには
「1週間、自らそこで生活するように」との要望。
「完璧にするまでは、ゲストを入れるな」とも。
生活してみると様々なことが見えてくる。
ゴキブリが多い → 害虫駆除業者に依頼
設備の数・位置 → 冷蔵庫、ウォーターサーバーは、各客室とも不便がないように
必要な箇所をあらい出す
Wifiは繋がるか → どの位置でもストレスなく繋がるよう中継する
まだ初日だから、完璧とまではいえないが、1週間後には完璧にしよう。
並行して、スタッフの人選と教育。
次にオーナーが訪バリするのは、いつだろう。
あの目が肥えた人を納得させるのは、、、。
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