スタッフがいきなり、坊さんになり会社をやめた | ラブホ社長のバリ島海外不動産投資入門・成長株・暗号通貨の実践会!

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ホテル18軒、中学受験塾、おもちゃのECビジネスで成功し、貸ビル3棟、太陽光7箇所所有。海外も楽しそう!とインドネシア・バリ島で不動産投資、ヴィラ・別荘の建築・運営。
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バリ島で、優秀なスタッフが突然辞めた。

 

彼は、仕事ができる上に、スタッフからの信頼も厚く、経験も豊富。

 

それだけに惜しい人材であった。

 

彼は、なぜ辞めたのか。

 


10日ほど前の出来事である。

 

彼はいつもより朝早く出勤してくると

 

「子どもが危篤なのです。お金が必要なので、給料を前借りさせてほしい」

 

と言ってきた。

 

 

信頼できる人間なので、承諾した。


病気の状況を聞くと、原因不明で医者も分からないらしい。

 

そこで彼は、藁をもつかむ思いで、不思議な力を持つ者を訪ねた。


「子どもを助けたいか」

 

「もちろんです」

 

「では、タバナンにある◯◯寺のマンク(僧侶)になれ。

 

 そして、お供え物をして、お祈りしなさい」

 

「分かりました」

 


それからしばらくして、彼が出社してきた。

 

「危篤の子どもが、奇跡的に助かり、元気になりました」

 

「おおっ、よかったな!」

 

「はい。それで、、仕事は好きだし続けたいのですが、

 

 そういうことなので辞めてマンクになることにしました。

 

 これまでお世話になりました」と。

 


呆気にとられたが、他のスタッフに聞くと、

 

こういうことはよくあるらしい。

 

「お前も、同じ状況なったら、マンクになるのか?」

 

「はい、そうします」

 

う~ん、、信じる者に、何も言えない。

 


さて、ここで疑問に思う人もいるだろう。

 

「僧侶って、そんなに簡単になれるのか!?」

 


バリヒンドゥーの僧侶は、階級ごとにいる。

 

プダンドゥというのは、ヒンドゥーのカーストで最上位の階級イダ・バグスの僧侶で、

 

本来の僧侶は、生まれながらに決まっている。

 

彼らは、神様と同等だ。

 


マンクというのは、階級に関係なく、神様のお告げで選出され、

 

人間として、神に従事する存在で、人と神をつなげる。

 

マンクは、庶民のための僧侶で、日常の儀式を執り行う。

 


「そうか。なら、オレもマンクになろうかな」

 

と言ったら、「ムリ!」とのこと。

 

基本的に仕事はできないし、儀式が多く忙しいらしい。

 

そしてなにより、聖人なわけで、ストイックさが求めれる。


ストイック、、、それはムリだな。。

 

 

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