こんにちは。
読みに来てくれて、ありがとうございます。
今、バリ島はお盆です。
明日は送り盆なので、私達もこれから帰省します。
前回はバリヒンズーの死の世界観についてお話ししました。
今日はそのつづきです。
では。☺

とっても便利で安心、そして合理的な家族の寺院。でも古くなれば当然お直しが必要になります。アリさん家族もそんな時期を迎えました。


バリアン(祈祷師)は人の役に立つ言わば白魔術。白がいると言う事は当然、黒もいるのがバリ島。実はアリさんの実家はここ数年、ずっと黒魔術の邪魔をされ色々大変だったので、この際、全部チェックして貰って、きれいにしようと言う事になりました。でももちろん人間の勝手な思いつきで事を進めてはいけません。


建替えは、やはり相当費用がかかります。でも、ご先祖様達は約束通りちゃんと手伝ってくれました。そして2017年10月17日、家族の寺院で大きな儀式が行われました。


建替えの費用は、ほぼお兄さんが出しました。でも儀式の費用はお葬式同様、銀行でお金を借りて兄弟で返済(中)。全てご先祖様達のお陰。きっと計画通りなんでしょう。アリさんの両親は既に他界しているけれど、いつまでも私達の味方で、応援し続けてくれているんだなと、つくづく思います。

おわり☺

おまけの写真:
家族の寺院の解体作業(奥が新しい方)
手前は、黒魔術に汚され建物があった場所

完成した新しい家族の寺院

実家の敷地内にある塀
変わりもの好きなお兄さんの趣味

ライトアップされた、家族の寺院の内側