バリ島は誰もが知っている有名な観光地。こんなに小さな島に毎日何千人という外国人観光客が訪れます。何処の国の人であっても旅行は好きだと思うし、その為に一生懸命働いてお金を貯めているのだと思います。でもバリの人達は違う。観光地なのになんで?っと思うかもしれないけれど、バリ島の様々な観光地、観光スポットは外国人旅行者の為で、地元の人達は高くてそんな所には行けません。生活水準が違うんです。バリヒンズーの人達は余暇にお金を使うのではなく、お寺のお祭りや儀式の準備やお供え物に、お金を使います。泊まりがけで旅行?…普通しません。



もちろん新婚旅行と言う習慣もありません。と言えども外国人の私は、どうしても行きたかったので、シンガラジャへイルカを見に行きました。ロヴィナ•ビーチ迄は車で3時間位かかるので、途中休暇をかねてブドゥグル高原の植物園に立ち寄りました。芝生に座って日本の家族に貰ったお土産の甘栗をパクパク食べました。



宿泊先は決めてなかったので何軒か行ってみて、最終的に海に面していて、安くてそこそこ設備の整ったホテルに決定。夜は近くのレストランへ。やっぱり観光地のレストランなので、料金も観光地料金。メニューの中で一番安かった(それでも私達にしてみれば十分高い)ナシゴレン(焼き飯)を注文。



翌朝はいよいよ待ちに待ったイルカウォッチング。日の出前に小舟に乗って出発。海は穏やかで静けさに包まれていて、気持ちがいい。そしてひたすらイルカが現れるのを待つ。船頭さんがようやく遠くにイルカの姿を見つけると、ブルル~ンとエンジンをかけて、ゆっくりゆっくり舟が進み出す…。他の舟もみんな一緒。その繰り返しで結局、間近でイルカに会うことが出来ませんでした。



その夜と言うかたぶん朝方、不思議な事がありました。金縛りにあったのだけど、その時小さな男の子の声が聞こえてきまました。何度も同じ言葉を繰り返すその声…。しばらくして金縛りがとれ、目を開けると足元に煙のような雲のような白っぽいモノが見えたので横向きになったらまた金縛り。また小さな男の子の声…。でも今度はその子が言う度、背中にチクンっという針か何かでつつかれたような痛みがはしる…。それが何度も繰り返されるのだけど、いつの間にか眠っていました。



チェックアウトの時間迄は時間があるのでビーチを散歩したり、プールに入ったりのんびり過ごしました。でもやっぱり気になって頭から離れない。プールに入り過ぎたのか、疲れのせいか、だんだん調子が悪くなってしまって、帰りの車の中ではぐったり。結局、新婚旅行最後は病院へ行きました。


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