ピンクパンサー
たしか
大きい一軒屋
母親とおじさん、爺ちゃん、婆ちゃん
兄ちゃん、姉ちゃんみたいな人もいたと思う
そんな家族構成
自分が一番のちび
年の差とか 今考えると俺だけ不自然だなと今でこそ思う
庭にはいつも雪が積もってて
道路をはさんで八百屋さんかスーパーがあった
そこは友達の家
友達のこと覚えてないけど
親父さんが怖かったことは何となく覚えてる
いつも こたつでぬくぬく トランプして一人で遊んでた
ピンクパンサーのぬいぐるみがないと寝れない
割と静かで甘えん坊な子だったと思う
母親とは
よく一緒にお風呂に入れてもらってた
「あしたからはこの人がアナタのお母さんになるのよ」
といって見たことのない人の写真を見せられた
残っている記憶はそれくらい
でも
あの日の記憶は
鮮明に覚えている…