九条シネヌーボー Apr 27  久方ぶりに・・・

序に5月1日 同じく京マチ子 源氏物語も予約で買う。

京大仏文を出た銀四郎(田宮二郎)商社 ブローカーを経て

女の園である洋裁学校に職員として入る。

ファッションショウでデザインの斬新性が評価され

新聞の目に留まり次第に名前が知られるようになる。

船場のいとはんだった京マチ子 次第に経営に関する

権限を銀四郎に委ねるようになる。

神戸の魚崎から六甲へ本校移転 それから心斎橋に大阪校

京都校 そして東京にまで進出。借金拡大路線

どこかのスーパーと似た手口

銀四郎は古参の女性講師と次々に関係を持つ。

一種の保険のような口留め、保身のため。

彼がいる若尾文子、それから叶順子、中村珠緒・・・

大庭式子(京マチ子)の名声は全国区に・・

田宮二郎の大阪弁は当時の大阪のやり手営業マンの口調。

品のない感じがする。最早こういう話し方をする人は絶滅危惧種。

田宮二郎の大学の恩師 森雅之と京マチ子の束の間の恋。

勿論男女の関係になっていく。フランスでのデザイナーとの契約で

教授の語学力と人脈によって窮地を救ってもらってから・・・

これもなかなか渋い。 森雅之、京大哲学科中退 フランス語も綺麗だった。

有島武郎の息子、 旧制成城高校 やはり・・・ かっこいい。

船越英二、内藤武敏、細川ちか子もいい味を出している。

森雅之と京まち子の結婚話が持ち上がる。

銀四郎は当時の2千万円を手切れ金として要求、しかも

各校の敷地、建物は全て抵当に入り、京マチ子は仕事を

し続けねばならない運命・・・

彼女は自裁する。(裁ちばさみで喉を突く・・)

 

原作 山崎豊子 脚本 新藤兼人 監督 吉村公三郎