Mar 21, 2019 (Thu)

布施ラインシネマ 

inspired by a true story  

実話を知り感動して制作された映画

黒人差別の激しい1962年

黒人エリートピアニストのシャーリー

(レニングラード音楽院、ワシントンD.C. カトリック大学卒

 心理学・音楽・典礼芸術博士号取得)

彼の専属ドライバー兼ボディーガード兼マネージャーの

トニーが乗る車と

トリオを組む2人(ロシア人、ドイツ人)の車が

米国南部をツアーで回る。(映画では8週間に凝縮)

シャーリーのピアノを聴きに行くのはインテリだと思われたい

気持だけで、その実は差別主義者・・

様々な黒人差別がシャーリーを苛む。

トニーは徐々に白人至上主義の誤りに気付き

シャーリーを護り、相談相手になっていく。

実はシャーリーこそ黒人のことが何も解っていない。

フライドチキンを食べたことが無い 南部黒人の

ソウルフードがフライドチキンだから・・

トニーこそ底辺の白人でむしろ黒人の立場に近いことを

シャーリーに説明する。

カーラジオから流れる黒人音楽をシャーリーは

殆ど知らない アレサフランクリンさえ・・

紳士然と振る舞うことで差別に対峙していたシャーリー。

心の中にある空洞を埋めるカティーサーク。

ケネディ政権の頃 黒人差別を廻り、州軍と警察が

対峙することがあった事実も少し触れていた。

コンサートに招かれたにも拘わらず、黒人は屋外の

トイレを使用する暗黙のルール。そのレストランで

黒人は食事をすることもできない・・・ 侮辱 忍耐 葛藤

旅の仲間は段々親友になっていく。

1962年クリスマスイブ シャーリーが運転して

トニーの家の前に着く。家族と久々の再会

暫くしてシャーリーもトニーの家を訪問する。

タイトルの“グリーンブック”とは、

1936年から1966年まで刊行された黒人向けの

旅行ガイドブック。 アメリカ南部では、1876年から1964年にかけ

有色人種の一般公共施設の利用を禁止する

“ジム・クロウ法”と呼ばれるものがあった。

ニューヨークの郵便配達員だったヴィクター・H・グリーンが、

全米の黒人も利用できるホテルやレストランなどをまとめ、

毎年発行していたのが“グリーンブック”。 

“ジム・クロウ法”の適用が郡や州によって異なる南部で

特に重宝され、車で移動する黒人たちの必需品だった。