初恋の来た道(原題 我的父親母親)

私の父母・・

ロマンティックな邦題 でもいい作品・・

 

 

山奥の小学校に赴任してきた

若い先生に憧れる少女(チャンツイー)

弁当を先生に食べてもらいたい


先生の声が素敵 

四季は春夏秋冬

天地は東西南北

すべてのことを筆記せよ

目上を敬いなさい

  先生が自分で作った文章を

  小学校の生徒は声に出して読む

  少女はその文章を覚える。

  貧しい農村だったから、小学校もなく

  少女は学校に行ったこともなく

  多分字が書けなかったのだろう

  学校に行けなかった分、彼女の

  勉強への思いは強く、先生への憧れも

  深いものだったのだろう。

  こんな混じりけのない恋は 見たこともない。

 

文化大革命の運命に翻弄されながらも

(先生は逮捕され思想上の再教育を受けることに・・)

後に釈放されて結ばれる二人 片時も母を離さぬ父

 

父の葬儀に集う教え子 

 

師範学校に進んだ息子

父が最初の授業で読んだ文章を

村の小学校 父が立ち続けた教壇で

読む  天国の父に届けとばかりに

外で聞く母は 昔の少女に戻って

授業を聞く。


文化大革命を挟むから1966-1967

その時少女が18歳としたら

映画上では 彼女は1948年生まれ

先生が5-6歳年上だとして1942生まれ。

2000年に亡くなるとして58歳 若死。
ものすごく牧歌的、四季の草花も映像的に見事。

チャンツーの初主演映画

なんて可憐なんだろうと思った。


コンリーの主演映画でも

人民解放軍に参加する健気な少女を

描いたのがあったが、陳腐な政治劇に

なったいて、文学の香りを感じない。

時代が変わると こういういい作品が

ドンドン出てくるのだ。

文化大革命に於ける下放青年を

描く作品にいいのが出てくる。