May 17, 2018 (Thu)
昔 処分した本を また買い戻したりして
(今はアマゾンで ほぼ買い揃える時代になった。
古本屋を数軒訪ねても もう買えない・・
完全にFall behind the time
時代に後落したものを読むプリンだった。)
阿川弘之 暗い波濤から・・
昭和17年9月 海軍予備学生を拝命
兵科2期550名 台湾で基礎教育を終え帰国
航空 砲術 暗号 航空要務士 陸戦隊
と様々な分野に分かれて海軍に
青春を捧げていく若者群像を描いた秀作。
今でも覚えているのは
文官教官として江田島の海軍兵学校
数学教官になった田崎
「人の嫌がる軍隊に志願で入る馬鹿もいる・・」
同じく国語教官になったクラスメートとコンパして
酔っぱらって 官舎に帰るとき
兵隊の歌うこの替え歌を 何度も大声で歌う。
翌朝 分隊幹事から 各教官室に行って
ことの顛末を報告し 謝罪して来いという
処分を受ける・・・(教官たちもクスクス笑っている)
この一件で 海兵生徒たちは田崎に
信頼を寄せ 宿直の時には何名かで
話に来るようになる・・
人生観 死生観 悩み事を聞いてくれる兄貴
のように田崎を慕うのである。
この部分の叙述が 一番印象に残る。