映画 覇王別妃

 

貧しさゆえに若い母親が旅回りの

京劇一座に息子を置いていく。


指が6本ある子は役者なんかになれないと

団長に言われると、そばにあった包丁で

子供の小指を切断する。

男の子は女形として成長していく。
立役の少年が彼より年長で

あれこれと面倒をみていく。
或る時厳しい修行に耐えかねて

一座の少年と脱走。

サンザシの飴を食べながら、芝居小屋で京劇を観る。
厳しい修行をしているから、

役者たちが日頃どれだけ練習を

重ねているのが彼らにはわかる。

『あんなにすごい演技ができるように

なるまで、彼らは何度鞭で打たれたんだろう?』

演技に感動するとともに、泣きながら

自らの修行の拙さに気づき、再び団に戻る彼ら。

ここは僕もボロボロ泣きました。

女形の子は鞭で打たれる折檻

もう一人の子はサンザシの飴を頬張って

全部食べてから縊死する。

後年彼らは上海を代表する役者となる。

特に18番は項羽と虞美人 覇王別妃 

女形の少年は大金持ちに犯されたり・・・
嫌なエピソードも織り交ぜているが印象に残る作品。

最後のシーン 項羽と虞美人を

即興で演じる二人、束の間の再開。

空気を切るような項羽の雄たけび 

力強く高く周りを圧倒する。