パッチギ 2004年 井筒和幸 監督

暴力 友情 恋愛 妊娠 共感
ビジネス 歌  希望
居場所を探す頃
知識もなかったけど漠然とした正義感に目覚めたあの頃

1968年 当時高校2年生だった僕は主人公たちと全く同じ世代。
冒頭 京都でオックスが歌っている スワンの涙 失神。
うまく似せている。

朝鮮高校の女生徒にちょっかいを出して袋だたきにされ
そのとばっちりで観光バスがひっくり返されてる事件
京都にもたしかに日本の強制連行で意に反してつれてこられた
朝鮮の人が多い。 高校生同士の争いが過激。
ベトナム戦争反対をただ唱えるだけでなく 武力には武力によって
革命戦争を戦えと檄を飛ばす教師 (毛沢東語録を生徒にすすめる)
親善サッカー試合を申し込むが、ものすごい実力差
ボロ負けする日本の高校チーム。

恨という言葉のもつ悲しみの深さ
 歴史的に侵略を受け続けた民族の運命を悲しみつつ恨みつつ
 僕たち当時の高校生は他民族の歴史をそれほど知っているわけでもなかった。

前半の暴力シーンも受け止め、行き場の無い悲しさ 悔しさが
暴力の発端となっているとして了解した。
朝鮮高校の吹奏楽部でフルートをやっている女子高校生に想いを寄せる
日本の高校生 フォークギターを始める。
自分の居場所を探り当てたのかな???

後半 フォークソングに居場所を求めるのは青春の瑞々しさでありほっとする。
イムジン河の演奏の時思い切り泣いてしまった。
友人の不慮の死 朝鮮の大人からは 歴史を知らない日本人は葬式に
来て欲しくないといわれて、大事なギターを河へ捨ててしまって・・
ラジオ局で勝ち抜きフォーク合戦に出てイムジン河を歌う
韓国語と日本語で ラジオに流れる曲
当時 政治的配慮から放送禁止曲になっていたのだ。
(確かに不条理な話だ・・)

脇を固める俳優が素晴らしい
ザぼんちおさむ 時任三郎 オダギジジョー 松之助師匠
大友康平 前田吟 余貴美子 などなど