Aug 2, 2013
次男と一緒に見た伊映画
実話に基づく
1983年、ミラノ
正義感が強いが異端児扱いされる
労働組合員のネッロ(クラウディオ・ビジオ)
は、自著がきっかけで別の生活協同組合に
異動させられてしまう。
そこに集まっていたのは、
法律の改定で廃止された精神病院を出され、
行き場のない元患者たちだった。
ネッロはしっかりと稼げるような仕事を
彼らにさせようと思い立つが……。
イタリア共産党は、ラテン的で カトリック的。
かなりいい加減、又はおおらかさと人間愛を
感じてしまう。 愛すべきマザコンの国。
戦争の弱い国だから、個人の自由を相当
主張する国なんだろうと思う。
また組合主義が色濃く、組合の決議には
上級の官庁と言えども、干渉できない伝統が
あるのだろう。
ネッロのあだ名はトロツキー これは笑ってしまう。
僕もトロツキーと呼ばれる程度の禿になろうと思う。
木工職人、内装を板張りで蘇らせる仕事に
才能を発揮する元患者たち。
一筋縄では行かないところを、ネッロの粘り強さと
人間愛で束ねて行く。
病院を出てそれぞれが個室を持ち、
給料で自分の好きなものが
買えるように仕事をドンドン取っていく。
恋をする元患者 彼女が同情から彼にキスした
ことを知り、せっかく買ったブレスレットを持ったまま
縊死する。 これが元で塞ぎ込む患者も出て
組合は 瓦解状態。
寝込んでいた患者がむっくりと起きだして
組合会議を始め、決議がなされる。
また元の仕事を始める決議。
そして全員で 今は落ち込んでいるネッロの元へ
そして また組合は仕事を再開する。
映画のラストのクレジットで
現在イタリアでは このような 元精神疾患を
抱えた患者約24万人が 3万の組合で仕事を
持ち働いているとのこと・・
日本でいう 授産所とは また趣を異にする。
次男と深夜に観たDVD鑑賞大会。