80年時代となった人生の中で人肌の温もりって欠かせない要素です。

 

ある高僧への質問のなかで、

 

性の問題って何歳ですかまででしょうか?

それに対してその高僧は微笑みながら火鉢のなかの灰を箸でかき混ぜておられたそうです。

「その問題は灰になるまで存在するのだよ!」

そう答えられたものだと理解して良さそうですね。

念のために、その高僧は「寂聴」さんではなかったようです。

 

その究極の細胞の温かみは皮膚だけでなく・・女性自身の粘膜までともいえます。

 

最近、その部位に昔のサーマクールと同じように、

高周波を照射したり、ヒアルロン酸を注入したりする治療が行われています。

高周波を照射すると肉は縮みますし、

ヒアルロン酸を注入すると粘膜は膨らみますが、

ヒアルロン酸は血栓を作ったりして梗塞や視野を失ったりしますから、

ヒアルロン酸溶解剤を準備しておく必要がありません。

 

自分自身の血液から採取した濃厚な血小板を注入する方がより温かみのある方法です。

血小板は出血を止める力はありますが、同時に組織修復のために血管内皮細胞も作ります。

堅く焼けた焼き肉よりも、自然な再生力で生まれた細胞の方が柔軟性があります。

そして、人工的なヒアルロン酸で膨らんだ組織よりも、

生きた細胞そのものですからナチュラルな柔らかさがあります。

火傷を負った皮膚組織を治す力のある血小板は皮膚を再生させますが、

ヒアルロン酸は保湿はしますが皮膚の再生はできません。

 

血小板は傷を治しますし、

修復過程において血管、脂肪、腱、筋肉、皮膚、粘膜だって再生させます。

血小板の効果は注入した部位だけでなく周囲の組織までにまで及び、効果的です。

何よりも自分自身の組織なので血栓などを作らずに、安心、安全なのです。

 

自己多血小板血漿(PRP)の注入量は6ml~12mlが標準ですが、18mlも可能です。