新型ウイルすにかからないためには、

基本は三密を避ける、手洗いの励行、マスクの着用、

十分な栄養の摂取と睡眠などが大切なのですが、

それを補う方法としては免疫力のアップが大切です。

人と合わなくする隔離政策も取られたきまたした。

城壁で守られていた古代はともかく、

これだけ人々の交流が高まっている現在ではなかなか難しいですね。

パチンコ店に行かれる方々は無視するとしましょう。

 

抗酸化力の強いビタミンC摂取はもちろんとして、

古代から使われてきた生体防御機能を高める漢方薬も有効な方法です。

 

コロナウイルスが最初に発生した中国武漢市では、

中国全土から医療者42,000名が医療支援に駆けつけ、

そのうち漢方医学の医師4,900名が治療を行った結果、

重症化率が11%から4%にまで減少し、

漢方医学の医師は一人も感染しなかったとの報告もあります。
アビガンやレムデシベルなども認可されるようですが、特効薬ではありません。

 

北里大学大村智記念研究所ウイルス感染制御学I研究室の片山和彦教授、Epsilon Molecular Engineering(EME)、花王安全性科学研究所の研究グループが共同で行った研究では、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に結合するVHH抗体の取得に成功したようです。この抗体を添加すると、SARS-CoV-2の細胞への感染が抑制されることを確認。

この抗体はウイルスに結合するだけでなく、感染抑制能を有することも明らかになって、新たな治療薬や検査薬の開発につながる成果だといえます。。

ただ、新型コロナウイルス感染症の特効薬やワクチンは未だ確立されておらず、

漢方薬によって人間本来の生体防御機能を高めて、感染予防をすることも大切です。

葛根湯や、麻黄湯、小柴胡湯、麻黄附子細辛湯、補中益気湯、人参養栄湯などが頭に浮かびます。


補中益気湯には、滋養強壮作用のある人参や黄耆をはじめ10種類の生薬が含まれ、免疫調節作用(NK細胞活性化、骨髄機能低下抑制、サイトカイン産生増強 等)を有し、生体防御機能を賦活します。

漢方薬は植物や動物、鉱物などを加工して作られた生薬を複数組み合わせて作られていて、補中益気湯の場合、10種類もの生薬が組み合わせて作られています。

 

黄耆(オウギ): マメ科キバナオウギの根を乾燥したもの
蒼朮(ソウジュツ):キク科ホソバオケラの根茎を乾燥したもの。

人参(ニンジン):ウコギ科チョウセンニンジンの根を乾燥したもの。
当帰(トウキ):セリ科トウキ属植物の根を乾燥したもの
柴胡(サイコ):ミシマサイコの根を乾燥したもの。
大棗(タイソウ):クロウメモドキ科ナツメの果実を乾燥したもの。
陳皮(チンピ):ミカン科ウンシュウミカンの果皮を乾燥したもの。
甘草(カンゾウ):マメ科カンゾウ属植物の根や根茎を乾燥したもの
升麻(ショウマ):サラシナショウマの根茎を乾燥したもの
生姜(ショウキョウ):ショウガ科ショウガの根茎


補中益気湯には体力を充実させ、免疫力を高める効果も期待できます。

免疫強化については医療保険では認められていませんが、

補中益気湯が免疫を活性化させるメカニズムについての研究が複数行われていますし、インフルエンザの感染を抑えることができたという研究成果も報告されています。