乳頭は女性にとっての大切な器官。
赤ちゃんへの授乳には欠かせないものだし、
感覚器官としても重要なのです。

その乳首が変形したり、
1つある乳首が2~3個に分かれていたり、
哺乳動物の名残りで他の部位にあったり、
陥没していたりしていると、悩んでしまうものです。

その乳首が変形したり、1つある乳首が2~3個に分かれていたり、
哺乳動物の名残りで他の部位にあったり、
陥没していたりしていると、悩んでしまうものです。


陥没乳頭は普通は凸の形になっている乳首が凹のように陥入しているもので、
*刺激によって出てくるもの、
*引っ張ると出てくるがまた引っ込んでしまうもの、
*なかなか引っ張りだせないもの、
などがあります。
乳首への刺激で凸となるものは問題ありません。


陥没乳頭の原因は、
乳腺から乳首へとつながる乳管が、
未成熟で短いことが大きな原因だとされています。

乳腺の発達とはそれほど相関していないようですが、
乳腺の発達が中程度の方に多く見うけられます。


陥没乳頭への治療法は様々ありますが、
基本的には乳管の剥離と乳首の延長が必要です。
乳首の延長は授乳が済んでいる方では、
乳管の切離することで容易に乳首を出すことができますが、

これから授乳を控えておられる方の場合は
乳管を離断することはできませんから、

陥没の原因となっている乳管を剥離,分離することで延長効果が得られます。
皮膚の延長が必要な方の場合はZ形性術をおこないます。
いずれにしても、凸にした乳首の延長効果を持続させるために、
乳首を再び陥入させないために、乳首下部で乳輪部の皮膚を表皮を削いで真皮のみにして反転させて乳首下部で支えとなるようにつなぎます。

乳管は剥離をしていますが、ほとんどの乳管が温存されますので、
授乳には問題がありません。
傷については、傷が乳頭基部にあることと、
もともと色素が濃いので目立ちません。


乳首は繊細な部位でもあり、丁寧な手術操作が必要です。



薄着のシーズンに、ぽちっとあることが男性の目を釘付けにするのかもしれません。

一時的には、
テニスのマリア・シャラポアでブレイクしたという、
ニップルエンハンサーなるものもあるようです。

その反対に、乳首を隠すニップシールなるものもあるようですが・・・・・


乳首を隠すか、隠さないかは女性にとっては大きな問題なのでしょう?


たかが乳首、されど乳首。
色素沈着を気にされる方や、ぶら下がった乳首や、
肥大や変形を気にされる方もおられます。

もちろん、そういったものもきれいにできます。