風が強い。台風が来るのだ。
目まぐるしく目の前を見続ける怒涛の日々。浮かんだり沈んだり心は忙しい。
歩く速度を緩める。
見上げれば青い空。雲とのコントラストが美しくてただそれだけで幸せだった。
確かに風は強いけど警報でてるとは思えない空。
矛盾みたいに見えるものが真実なのかもしれないね。
失くしたくないものを大切にギュッと握りしめる左手
心を自由にして手放したい右手
私の両手は優柔不断で欲張りだ。
どちらにもなりたくて、どちらにもなりたくない。いつもその間を歩いてる。
誰にも混じることなくただ私でいるってこと。
それを望むならそれが現実になる。きっと。
委ねるなら誰かにでなく宇宙に、自分を纏う空気に委ねる。私は前を見てるだけ。疲れたら休みたいし、眠たければ眠りたい。
小心者はどこまでも心を小さくしていける。ほんの小さな点になるまで。そしたら限りなく無に近い自由が手に入る。
間違っていると言われても、不幸になる選択だと言われても。正義とか正しさとか豊かさの逆に見えることだとしても。やっぱりわたしは100でないとGOを出せない。
体の傷も心の傷もいくらでもついたらいい。どうであったってわたしは私のままだから。
音をなくして色をなくして景色をなくして、
無になった時に湧いて来るものを大切にしたい。
それが根源だから。
だから私は死なない限り今日も生きることを選ぶ。
