​テーマ: 近すぎて見えないから離れて、離れたからこそ見えてくるってハナシ


「失ってから初めて気付く」

その言葉がある日突然

突き刺さる言葉になる日がくる。


「当たり前」が日常にあって

その日常が「当たり前」だった時には

「あって当然」だから

なくなることなんて皆目見当もつかない。


なんなら「当たり前」にあるからこそ

すぐ側に在るからこそ

欠点も苦手も嫌も見えてくる。

だから不満が募っていって、

怒りに変わっていって、

「いつも」なら言わない言葉を並べてしまう。

そのせいで「いつも」なら

起こらないことが起こってしまう。


そんな事象が起こって初めて

「いつも」じゃないことに気付いて

ハッとする。


「いつも」を取り戻さなきゃと

意識して生活する。

でもやっぱり人間

喉元過ぎたら熱さなんて忘れるし、

そんなことよりも不満が熱を帯びてくる。


それを形を変え、色を変え、ずっと繰り返す。


そんなある時、突然、

繰り返せない時が来てしまう。


その時初めて「ちゃんと」後悔する。


“あの時にもっと気を付けていれば”

“あの時に伝えておけば”

“あの時あんなこと言わなければ”

“あの時に学んでおけば”


戻れない「あの時」を悔いて、悔いて、悔いて。


その時にやっと気付く。

あまりにも近視眼的になってしまっていたことに。


気付いて、後悔した時にはもう遅くて、

「当たり前」も「日常」も「いつも」も

とっくに奇跡になってしまう。


後悔してからどんどんどんどん、

「当たり前」が尊くて

「日常」が楽しくて

「いつも」が嬉しかったことに気付いていく。


“なんであの時にもっと見ていなかったんだろう”

“なんであの時にもっと

感謝しておかなかったんだろう”

“なんであの時にもっと

素直になれなかったんだろう”


後悔の色を纏った疑問が湧いてくる。


離れることに意味はあるのだろうか。

寂しいだけじゃないか、

哀しいだけじゃないか、

不安なだけじゃないか。


しかし、離れた「その時」に気付く。

「気付かなかった」モノ・ゴトが

あまりにも多過ぎたことに。


近すぎて見えなかった、否、

近すぎてわざに見ようとしなかった

あらゆるモノ・ゴト。


それに気付かせてくれるのは

物理的かつ心理的な距離。


遠く離れたからこそ、視野が広がって、

見つけられたモノ・ゴト。


よかった、離れて。


そんなこと、その時は口が裂けたって言えない。


だって不安だもん。

だって苦しいもん。

だって哀しいもん。

だって辛いもん。

だって…



沢山の自己嫌悪。


それでも一つ、きっといつかは思えること。


よかった、あの人を嫌いにならなかった。


離れることはあっても

失うことはなかった。


いつかそうなれたなら、

この時間も悪くないって思えるのかも知れない。


そうなれたらいいな、

そうなって欲しい。


そう思えた今日があるから、

きっとその先にそう想える日が

待っているのかもしれませんね。



一昨日は父の日。

覚えてないぶりに父に贈り物をしました。

久しぶりに長い時間、父と話しました。

占い師になって、

いっぱい過去と対峙する時間が増えて

父を見直すことも増えました。

近すぎたから見えなかったこと、

結構あったんやな。

そんなことからこのブログが生まれました。


ちょっとした感傷ブログでした。



今日も一日お疲れ様でした!

今日も一日よう頑張らはりました!

今日も一日生きてて偉かったです。

ゆっくり心と身体をお休めください。




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