テーマ: 何にも変わらないはずなのに、ほんのちょっと軽やかになっている気がするのは何故だろうってハナシ
麗らかなる季節の訪れを感じずにはいられない
温かい日々になって参りました。
ワタシは春が好きです。
花粉はめちゃくちゃ嫌いというか
何卒やめて頂きたいと思うのですが。
春の心地よさは好きです。
始まりの季節。
高校生になる時以外、
入学式があった頃はワクワクしていました。
でもなんでしょうね、
そういうイベントがなくとも
なんか春って心踊るんです。
低気圧で頭が痛い、体調が優れない
みたいな症状を“天気病”なんて言ったりする方も
いらっしゃいますが、
ワタシは天気と心模様の相関関係って
強ち間違ってないのではないかと思います。
いつぞや…中学生くらいの頃でしたかね。
「北欧で何故メタルが盛んなのか」
を調べていた時期がありました。
その時にたまたま目にした映像で、
フィンランド人のゴリゴリのメタラーが
おっしゃっていました。
「フィンランドは日照時間が少ないんだ。
そして寒い。
どんよりと暗く寒い中で毎日を過ごしていたら
みんな病んじまう。
だからどんよりした鬱憤を激しい音楽で
吹っ飛ばすんだ。」
と。
なるほど、日照時間の少なさと気温が
メンタルに関係するのか（体感的に）、
と知りました。
どんよりした曇りの日。
しとしとと雨が降り注ぐ日。
ザァザァと雨が止まぬ日。
なんだか心もどんよりして、
なんだか心も雨模様で、
ずーんとしんどくなってしまうことって
ありませんか？
一方夏はどうかと言うと、
暑い、暑すぎる…。
暑さでしんどくなっちゃうんですよね。
ある意味そういう点では、
悩むことに体力を残せないので
そこまでズドーンと病むことはないかも
しれませんが、心地よさとしては△。
秋はいかがでしょうか？
秋は実りの季節です、食欲も旺盛になります。
故に楽しいこともあります。
気温的に比較的ファッションも楽しめる。
※ただし花粉も注意報〜警報
しかし圧倒的主観ですが、
秋って“残暑が〜”なんて言っていたと思ったら
日が暮れる時間が早くなってることに気づいて、
いつの間にやら頬を撫でる風も冷たくなって…
ノスタルジーを感じて寂しくなってしまいます。
故に過ごしやすさは◎
でも心模様としては切なくなるが故に
少し落ち込みやすくもなるのかなぁという
ところはあると思います。
さぁ、春に戻ります。
気温だけで考えると、暑すぎず寒すぎず。
天気的には比較的晴れが多い。
そして花々の息吹も感じられる。
だから心が踊るのかなぁなんて
分析したりするんです。
これまでの人生を振り返って、
中学生から高校生に上がる時には
春が憂鬱でした。
まだ3年、頑張らなきゃいけないのか…と。
でも春の風が温かったから、
桜吹雪が綺麗だったから、
憂鬱な始まりの日に
学校に向かって漕ぐ自転車のペダルが
ほんの少し軽くなった気がしました。
なんで、と言われたら分からない。
でもほんの少し、春の風は
そっと背中を押してくれるような気がします。
花粉さえなければ、もっといいんですけどね😅
広い芝生の上、桜の木を下から見上げながら
大の字に寝そべれたらきっと
何かいいことがありそうと
根拠も何もない自信で嬉しくなれるのかなぁ
なんて思う今日この頃です。
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