テーマ: ほんの少しの背伸びが、目線を上げてくれることだってあるよねってハナシ
『ヒールは高めが好き。』
中学生の頃JUNONで
沢尻エリカさんが仰っていた一言。
今思えばワタシがソールの高いお靴を好きになった
ルーツはここにあったんだと思います。
田舎に馴染めなくて、
いつも腫れ物のような扱いを受けていたからか、
『別に』と言って世間を騒がせた沢尻エリカさんが
とってもカッコよく見えた中学生の頃のワタシ。
母親の“世間体至上主義”が苦しかった
その当時のワタシには、
“世間体”なんて知らん、と言わんばかりの
沢尻エリカさんが
どこかヒーローのように思えました。
カッコいいなって思ったんです。
窮屈で仕方のない世界で生きていた
ワタシからしたら
なんて自由な方なんだろう、と思いました。
確かに沢尻エリカさんは他にも色々な事柄で
賑やかな方でしたし、
全てを肯定的に受け取れるかといえば
勿論糾弾すべきことだってあると思います。
それでも沢尻さんを見る度
“もっと自分をしっかり持ったっていいんだよ”
と背中を押してもらえる気がして、
勇気を貰っていました。
それから数年経って、
バイトで頂いたお給料で初めて買ったハイヒールのパンプスは10cmのヒールでした。
何度も足を捻りかけながら、
何度も転びそうになりながら、
それでもとっても嬉しくて沢山沢山履きました。
それ以来、ハイヒールは時に
自分のリセットボタンのような役割を
担うようになりました。
休日の日に
・お風呂にちゃんと入れるか
・メイクを楽しんで出来るか
・お洋服をウキウキしながら選べるか
これがワタシのメンタルバロメーターの一部
なのですが、
それらが出来ない時は自分にゆとりがない時の
指標だと思うようにしています。
ゆとりのなさをリセットしない限り
底なしに堕落していくことを沢山経験してきたので
そういう時はわざと
ハイヒールを履いて出かけるようにします。
何故かというと
ハイヒールに似合うお洋服を選ぼうとするし、
ハイヒールに似合うお洋服を着るということは
メイクもキチンとしなきゃいけない。
メイクをキチンとする為にはちゃんとお風呂に入らないと化粧ノリが悪いどころか、
折角ハイヒールを履いて
キチンとしたお洋服を着て
メイキャップをしていていても
臭かったら台無しになっちゃうのでは
という脅迫概念からです。
何故休日の日なのかというと、
仕事の日は仕事スイッチが入っていることもあって
否が応でも“ちゃんと”出来るから
尺度としては不適切なんです。
だから休日の日。
勿論「寝る」と決めて身体と脳を休めることに
専念する日は別です。
そうではない休日、特にお友だちとの
お出かけの予定が入っている日が検証対象日です。
ワクワクするはずのイベントに
心躍らない時は自分の中でアラートが鳴ります。
アラートが鳴ったらハイヒールの出番です。
豪雨とか突風吹き荒れない限りは
例え雨だろうがハイヒールを履きます。
勿論ただ単にハイヒールが履きたい気分の時だって
あります。
そういう時は今ゆとりがある、
なんなら運気いいわ、なんて思ったりもします。
ハイヒールなんて、
ほんのちょっとの背伸びです。
でもそのほんのちょっとが、
気付かぬうちに俯いていた自分の目線を
ほんのちょっと上げてくれるんです。
ほんのちょっと目線が上がることで、
俯いていた時に気付かなかったことに気付けて、
俯いていた時に見失っていたことを
気付かせてくれるような気がします。
ワタシの場合はハイヒールですが
きっともしかしたら
このブログの皆様の中にもあるのかもしれません。
もしまだないよって方、
ぼんやり想像してみてください。
【自分をアゲてくれるスイッチ】って何かなぁ〜
と。
いつもよりちょっとだけ、
視界が上がるかもしれません^_^
-----------------------------------------------------------
レギュラー出演曜日
2月出演スケジュール
またまた東京の店舗にお邪魔させていただきます！
自己紹介
Website/SNS
大阪難波店 HP
balangan TV Osaka