管理栄養士＆フードコーディネーター＆ジュニア野菜ソムリエの
コーゲヨーコです。
今回から、オバマ大統領夫人が取り組んでおられる「食育」と「ダイエット」について書きたいと思います。
オバマ大統領夫人って素晴らしい人。
彼女のような「トップレディ」が
食育やダイエットに取り組むということは、
国を変えることができる大きなきっかけになると
私は思います。
これから、少しずつ書いていきますが、日本にもオバマ大統領夫人のような女性が現れてくれることを願っています。
最近「食育」という言葉がよく聞かれるようになりましたね。
「食育」に関する資格もたくさんありますよね。
そもそも、国が子供の生活習慣に対して口を出すということは、かつてはあまりなかったことです。
例えば、「子供に好き嫌い」があったら、
それは「お母さんの教育が悪い」
「箸の持ち方が悪い」と、
「お母さんのしつけが悪い」
といわれてきたわけです。
なぜ急に国が関わってきたのでしょうか？
それは、ちゃんとした理由があります。
今から３０年以上前に、アメリカでは
ニクソン大統領の時代、
約１０００人の栄養・食生活関係者・保健・医療関係者を集めて２日間討論させたそうです。
それをマクガバン上院議員がまとめたので、
「マクガバン報告」といわれます。
内容は、
「アメリカ人の心臓病を防ぐには、
やはり食生活が大事だ。
特に油を減らして
穀類を増やす食事をするべきだ。
世界で一ヶ所理想的な食生活が
行われている国があり、
その国の人々は長寿である」
という報告書。
「その国」とはなんと「日本」
でも当時の日本ではなく、
元禄時代（１６８８年～１７０４年）以前の食事が理想だといわれています。
どういう食事かというと、
未精製の穀類を主食に
季節の野菜や海藻、
小魚など・・・。
そのあとアメリカは、具体的な摂取量を示した
「フード・ピラミッド」が出て、効果が上がらないので
「ヘルシーピープル２０００」というのを
１９９０年から２０００年の１０年間で具体的な
数値目標を掲げました。
それは、「油を減らしましょう」とか
「肥満をなくしましょう」とかアバウトなことではなく、
きちっと数字の目標を掲げました。
日本はその間、食生活が欧米化し、
アメリカと同じように
ガンや心臓病、脳卒中、糖尿病が
増えました。
アメリカのガン患者は、年々低下しています。
それで、アメリカから１０年遅れて、
「健康日本２１」を２０００年から１０年間、
つまり今年の２０１０年をゴールにして、
たくさんの数値目標を掲げました。
ところが、２００５年に中間報告した結果、
効果が思ったほど上がっていなかったのです。
このままいくと、２０１０年にはいい結果がでないということになり、
２００５年、７月に食育基本法を施行し、
食育推進基本計画により、具体的な活動が始まりました。
そして「食育」という言葉が、よく聞かれるようになったのです。
ごめんなさい。この続きは、翌日に
オバマ大統領夫人の話にならなくてすみません
次のブログではオバマ大統領夫人が
何故素晴らしいか・・・を書いていきます。
（おまけ）
昨日のジャガイモは、箱に「キタアカリ」と
書いてありましたが、実際は３種類入っていました。
多分、
赤いのが「レッドムーン」（中央）
丸いのが「キタアカリ」（左）
細長いのが「メークイン」（右）だと思うのですが・・・。
あっているかな？
さいしょに「赤いの」を良く洗って、切って
ルクエに入れて蓋をして、レンジに入れて４分。
チーン！
このように、刺してもさっと通ってる！
ルクエは水で茹でないので栄養価もそのまま。
それを天然塩少々をかけて、食べる。
のこりのジャガイモも皮付きのまま蒸して
ルクエに入れてチーン！
色が違うのわかります？
右が「キタアカリ」左が「メークイン」
だと思います。
感想は、
「レッドムーン」粘質でコクがある。
「キタアカリ」ホクホクとしたかんじ。
「メークイン」は「レッドムーン」より、
薄味。
食べ比べたら味の違いが
よくわかります。
バターとか余計なものは乗せなくて、
いいです。
本当にルクエを使ったら美味しいです。
最後まで 読んでくださってありがとうございました。
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