管理栄養士&フードコーディネーター&ジュニア野菜ソムリエの
コーゲヨーコです。
今日は「魔法の油」と呼ばれるものについて、熱く語っていきたいと思います。
実は、1ヶ月前、私が「酵素」について書いたとき、私の尊敬する先生の1人である鶴見隆史先生
(日本に酵素食を広めた方)が「フラックスオイル」をおすすめしているが、スーパーで売っていませんというコメントがありました。
詳しく書きたかったのですが、コメント欄で書く内容ではなく、とりあえずコメントでは、同じオメガ3系の「えごま油」や「しそ油」をおすすめしたのですが、
今回「フレックスオイル」をご紹介するのに1ヶ月もかかりました。
理由は、私が実際に試してみないと
ちゃんとブログに書けないと思ったので。
約1ヶ月かかって、手に入れることができました。
やっと紹介できます。うれしいわ~。
コレです。
「亜麻仁油 フラックスオイル無農薬有機オーガニック」
「亜麻色の長い髪を・・・・・」というあの歌のとおり「亜麻色の油」
キレイですね。(ちょっと影が入りましたが)
これで、大さじ1杯(15cc)分。
オメガ3系脂肪酸(αリノレン酸)が約9200mg含まれています。
「オメガ3系脂肪酸」って何?
人は体を維持していくのにオメガ3、オメガ6という2つの必須脂肪酸が必要です。
脳と神経の50%以上は、この2つの脂肪酸からできているのです。
なのに一般に家庭で使用している植物油は、
オメガ6が1~75%含まれているのに対して
オメガ3は、1~10%しか含まれていません。
ちなみに、「オリーブオイル」はオメガ9(オレイン酸)です。
リノール酸(オメガ6):αーリノレン酸(オメガ3)
=1:1が理想の食生活といわれていますが、
日本人は7:1の比率だそうです。
だからオメガ3を摂らなければならないのです。
さあ、コレを飲んでみましょう。
「うっ!」・・・ちょっとむせましたが、飲めました。
どこかで飲んだ味。お茶系かなあ?
しかし!フレッシュな本物の油というのは、
こんなにサラっとしていて軽くて飲めるものなんだと
納得。色を見ただけで感動しましたが!
飲むとどうしてもお皿に油が残ります。また、大さじにも。
これは、手につけます。
そう、皮膚のかゆい部分やアトピーのある場合は、その部位に直接塗りこんでもいいそうです。
亜麻仁油(フレックスオイル)の効果&効用について
●脳の状態を良くし、精神疾患の予防&改善
(うつ病・総合失調症・自律神経失調症など)
●アレルギーや皮膚病の予防&改善
(アトピー性皮膚炎・乾癬・喘息・花粉症など)
●炎症を抑える
(リウマチ・副鼻腔炎・気管支炎・肝炎・腎炎など)
●免疫力を高める
(細菌やウイルスなど)
●ガンの予防
(直腸ガン・大腸ガン・前立腺ガン・乳ガンなど)
●心臓病の予防&改善
●糖尿病の予防&改善
●消化器病の予防&改善
●不妊症の予防&改善
●生殖能力の予防&改善
●慢性疲労の予防&改善
●偏頭痛の予防&改善
これ以外にも
「アンチエイジングやダイエットにも」
便秘の予防&改善、余分なコレステロールや体内の有害物質を排泄する食物繊維、免疫力を高めるβーカロテン、老化を防ぐビタミンEなども含まれているからです。
まさに「魔法の油」です。
ただ、この「魔法の油」注意点があります!
●酸化しやすい。
つまり、加熱できないのです。
そのまま生で飲むかパンにつけて食べるか、
ドレッシングを作るか、
納豆に混ぜてもいいみたいです。
冷製パスタにあえてもいいですね。
酸化を防ぐため、ドレッシングは1回で使い切らなくてはなりません。
●油だからカロリー高い。
あたりまえですけど、いいからといってたくさん飲むと大変です。
1日大さじ1杯でいいのです。
●開けたら冷蔵庫へ入れて保管。
常温では劣化しやすいいのです。
ただし、1ヶ月以内で使い切ること
商品を選ぶときの注意点
●有機JAS認定の無農薬有機栽培であること
●低温圧搾(コールドプレス)であること。
(低温で圧搾するとトランス酸を含まない)
●黒ガラスボトル(遮光瓶)であること。
(光・熱・空気により酸化しやすいため)
●合成着色料・合成保存料など化学調味料を使っていないこと。
商品は、自然食品のお店または、インターネットで買えますが、
お値段は少々高め、私が購入したのは、
320mlで3,990円(税込み)が相場です。
量が少なくて安いものもあります。
なんとか、国産で安く作れないかなあ。
亜麻仁油は、アマ科アマ属の植物である亜麻の種子を搾り出したものなので、亜麻作れないのかな~。
もっと安くなればいいのに。
(希望価格1,000円くらい)
私は、インターネットで購入しましたが、商品が品切れで、取り寄せるまでに1ヶ月くらいかかりました。在庫があれば早いと思います。
昨日も書きましたが、化粧品を選ぶのか、食べ物を選ぶのかはその人の価値観の違いです。
極度のアトピーや冷え症の方には特におすすめです。
私は飲んだら心も体も熱くなります。
体温上がります
先日、日本がサッカーで戦ったデンマーク、そしてドイツを始めとするヨーロッパ諸国では、トランス脂肪の削減&追放運動を進めています。
こんなことでもおわかりのように、日本では
「栄養学」が遅れています。
「安全&安心」を謳いながら、安いコストで食品の日持ちの長持ちするだけの理由で学校給食で堂々と子供たちに有害な「トランス脂肪」、
マーガリンを強制的に食べさせています。
日本では「トランス脂肪」の危険性について、とくに注意が払われていません。
スーパーには、「トランス脂肪」の商品が堂々と陳列されています。
アメリカでも、2006年1月から、食品の栄養成分表示欄に総脂肪量・飽和脂肪酸、コレステロール量に加えて「トランス型脂肪脂肪酸量の表示を義務付けました。
これによって、消費者はラベルを見て、加工食品にトランス脂肪が含まれているかどうかで食品を選択できるようになりました。
日本は、栄養学後進国です。
管理栄養士としては、とても残念です。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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