工場長のひとりごとVol.4 | BALANCEのブログ

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足回りをメインとした大阪のカスタムSHOPのブログです。
お仕事やプライベートを含めたすべてを
書き綴ったブログをお楽しみください。

ご無沙汰してます。
 

おかげさまで、ブログを書く時間も無いくらい、ピットは作業で詰まってます。
いっちーと2台体制で脚組み作業実施し、合間には車検、メンテナンスとピットはフル回転しております。

 

 

今回はエアサスキットのハードラインインストールについて書いてみます。

ハードラインインストール?

 

要するにホース配管をすべてパイプ配管に変えるインストール方法です。

今回はAIRFORCESUSPENSIONのRC-1キットをベースにコンプレッサー1基追加し、魅せるトランクルームを演出します。
最近の集中ソレノイド型ECU管理のエアサスユニットであれば、AIRFORCEに限らず、ACCUAIR,AIRLIFT等でもこのようなインストールは可能です。
 

施工前の標準ユニットです。

これはこれですっきりしていいんですが、何かもの足りない・・・

 

ユニットを摘出し、ボードに追加したコンプレッサーを配置していきます。今回はクーペのトランクにインストールするため、なるべく高さを低くし、トランクを開けた目線から見えるよう、コンプレッサーを手前に倒して固定します。なおかつ、荷物も少しは載せれるよう、標準ボード内に収めます。

 

集中ソレノイドにはパイプが集合するので、中央にステーをワンオフ製作し斜めに配置します。

 

部品の配置が決まれば、配管の大体の寸法を計測します。

 

各寸法にパイプをカット!

各部きちんと面取りし・・・

 

いよいよパイプ曲げ!

新しいベンダー導入!(実は最初のベンダー  パワー不足で潰れました・・・)

ツインコンプレッサー配置で、左右対称に曲げないといけないので、曲げ位置、角度はその都度データに残しておきます。

 

 

 

タンク~集中ソレノイドの配管は全部で7箇所曲げ!

 

 

 

集中ソレノイドからのOUT配管は先端は斜切りで焼色を入れてみました!

 

なかなか、魅せれるトランクになったのではないでしょうか?

オーナーさんにも喜んでいただけました!

 

エアサスメーカーも増えてきて、足回りの選択股が広がりましたね。

でも、車高調に比べるとやはりエアサスキットは高価なものです。せっかくの高い買い物ですから、ウチではこのような、人と違った魅せ方を提案します。

 

ぜひ興味のあるかた挑戦してみて下さい。