「俺、トイレ行ってくる…」
そう言って立ち上がったカトウさん。
ヤバイ…引かれた?
「大丈夫。カトウさん天然やから
きっと何とも思ってないで!」
ヤマちゃんが、神に見えた
ヤマちゃんが言った通り
何とも思ってなかったのか
カトウさんはそのまま飲み続け
まぁ、お近づきにって思ってたから
その日は軽く飲んで終わった。
そして、その日からカトウさんと親しくなった私は
他の女の子とは違いよく話しかけられ
女の子が苦手なカトウさんの担当のように
仕事でも対応する日々が続き、
たまに誘われて二人で飲みに行く回数も増え…
いい感じじゃねぇ?
なんて浮かれていたものの
ただ飲みに行くばかり、親しげに話すばかりで
一向に何のアクションもないカトウさん。
ん?
これは、まさかの…
友達止まりか?
いや、たまにはこっちからアプローチしてみるか…
なんて思っていた時、ゆきちゃんからの爆弾発言が…。
「カトウさんって…
もしかしたらゲイちゃう?」
えーーーーーーーーーーーーー!!
(; ̄Д ̄)なんですと?
確かに、雰囲気とか思い当たる節が多すぎて
すんなり心の中に入って来てもうた…。
そんな風に落ち込んでいた時
上司に誘われ、ゆきちゃんと飲みに出かけてみると
「カトウ、最近髪切ってサッパリしたよな」
上司にさえ、ボサボサな印象を与えてたとは…
「あいつ、新しい男できたな!」
ェェェΣ(○A○)ェェェェ
やっぱり、
やっぱり
カトウさんってゲイなの?
「カトウさん、ゲイなんですか?」
思わず聞いた私に…
大爆笑!
えっ?何?Σ(-`Д´-ノ;)ノ?!
「いや、アイツ昔
会社の女と付き合ってたから大丈夫やろ…」
なんだそれ!
紛らわしい言い方するなよ!
ってか、待って…
昔、会社の女と付き合ってた~?