オワリくんが休みだったある日、私は仕事を終え
オワリから連絡をもらって彼の家へと向かった。
オワリくんの家は、実家の隣りにある別宅のような離れにあって
完全におっちゃんとおばちゃんとは別住まい。
オワリの部屋に行く前に、おばちゃんに挨拶へ行くと
「あれ?ひーやん!
部屋の鍵持ってないの?」
なんて驚くおばちゃん。
いやいや、合いカギなんて持ってないよ…
なんて思いながら、オワリを待っていると
ちょうど遊びに行っていたのか帰って来たオワリくん。
私を見つけ車から降りたオワリくんは
「ちょうどやったな」
「どっか行ってたん?」
「おぅ。お前来るのこのくらいの時間やと思ったから
友達と会ってた」
そう言って部屋に入るオワリさん。
しばらく、二人の時間を過ごしていると
「お前さ、この部屋の合いカギいる?」
「いや、別にいい…」
合いカギとかもらってまで
この部屋勝手に来ることないし…
「普通、合いカギとか喜ぶんじゃないん?」
「そうかもしれんけど…」
「今日みたいに早く着いた時とかいるやろ?」
「早く着いたら、おばちゃんとしゃべっとくし…」
「そうかぁ…けど、一応作っとくわ」
なんて話すオワリさん…。
別にいらないけど…
そう思いながらも後日合いカギを渡された。
その合いカギを受け取ってからしばらく経ったある日
寒かったし、合いカギ使って部屋の中で待っていると
またしてもキクリンからのメール。
―― いつまでたっちゃんに付き纏うん?
―― あんたって…ストーカー?
いやいや、姉さん…
あなたがストーカーですよ
そして、オワリが帰って来て二人で何となく時間を過ごし
大人な時間を終え瞼が重くなってきていた時
PRRRRR~♪
オワリさん…携帯鳴ってますよ…
「うっ…あいつや…」
またかよ…
最近このくだり多いねんよな…
そう、10日くらい前から大人な時間を過ごした後
必ずと言っていいほど来るキクリンからの電話。
面倒やしずっと無視し続けてたオワリさんも
さすがにダルくなったのか
めんどくさそうに電話に出ると
「もう私無理!
いつまで我慢すればいいの?
そんな女のどこがいいん?
私じゃなくて…
なんでその女とヤるんよ!!」
隣りで寝そうになっていた私にも聞こえるくらいの
キクリンの絶叫…
ん?
何故に今ヤってたってバレてるん?