山から川、そして海へとつながる循環。ここでの循環というのは、水が雨となって山に降り地面に染み込んで、地下を通っていくなかで、様々な生き物や働きによって豊かになった水の一連の旅である。
ここでの木の果たす役割はとても大事であり、根は土壌や地盤を固定して、落ち葉はバクテリアによって分解されることで豊かな土壌を形成する。
そうした営みのもとに成り立っているのが、森林である。川への水の旅は、海へとつながる。森は海の恋人とはうまいたとえだと思う。
森が豊かでなければ、海が豊かであることはありえない。海へたどり着いた水は、様々な要因によって蒸発し、雲を作り、その一部はまた山へと帰っていく。
このように命の源である水は、循環を繰り返している。こうした循環は、炭素や窒素にも、また地球上のすべての物質が関わっている。
人間の体を構成しているものは、水と空気と食べ物である。今放射能の影響がいたるところに出ているが、そうしことも決して他人事ではない。
これからの社会を築いて行く上でも、こうした循環というものについて認識を持って、結局巡りめぐって自分たちに帰ってくることを自覚する必要がある。
循環をきちんと配慮し、環境の範囲内での豊かな生活を目指していく必要がある。それ以上のところで生きようとしているのは、地球上で人間だけである。
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