30年前の新婚旅行シリーズ
の続き
パニック寸前で見つけた女神に、
英語が全くしゃべれないくせに、
アメリカ人ツアーに、
ロスの友達がエントリーしたことを告げ、
これからどうすればいいか、
指示を仰いだ。
ツアーの行程表を見せたら、
「あの人が迎えの人だから、
あの人について行きなさい。
あなたたちが宿泊する
ホテルのツアーデスクに、
明日は座ってるから、
わからないことは、
明日必ず聞きにきなさいね。
明日しか居ないし、
ここには日本人私一人だからね」
良かった~~助かった(泣)
握手して女神と別れた♪
英語のボードを持った
迎えの人が大勢いて、
私たちのツアーの迎えが、
どの人かもわからなかった状態から、
どの人が
お迎えの人かもわかり、
ツアーバッジを見せ、
タクシーに乗り込んだ。
街灯の全くない
暗い細い山道を進んでいく。
どんどん街から
離れていくにつれ、
不安もどんどん増していく。
主人と顔を見合わせ
大丈夫かな…とつぶやく。
映画「カクテル」の
撮影にも使われた海辺の
ホテルなのに、
どんどん山の中へ進んで行く。
もうヤバイぞ!!と
思った途端灯りが見え、
どうやらホテルの敷地に入ったようだ。
ホテルのパーキングに
タクシーが止まったとき
ほんとに涙がでた。
はらぺこの私たち夫婦は、
どうせなにを言ってるか
わからないので、
適当に相槌をうって
手続きを済ませ、
真っ暗な海辺に
ローソクだけのテーブルにつき、
オーダーの仕方も
わかんないまま、
とにかく後で払えばいいよ
ってな感じでがっついた。
千と千尋の神隠しで
最初にがっついた両親みたいに
がつがつ食べた。
豚になんなくて良かった。
なんだかんだ言っても
なんとかなってる♪
これってやっぱり
夫婦一緒だったから、
いまはそう確信してる。
翌朝、明るくなって見てみたら、
敷地が想像を絶するほど広く、
ゴルフ場も54ホール併設していた。
そりゃあ山みたいなはずだ。
夜のゴルフ場だから
真っ暗なのも当然
勝手に誘拐劇にするとこだった(笑)
このあとびっくりすることが・・・
続きはまた明日・・
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