イタリア旅行記vol.16「ヴェッキオ宮殿秘密通路を辿るツアー」
の続きです♪
メディチ家が住んでたヴェッキオ宮殿、
ガイドさんが、メディチファミリーを
連呼するのは当たり前！
な
の
に
マリッジファミリーと
聞こえてしまったために、
変なテンションになった私も、
やっと、落ち着いてきたよ(笑)
隠し戸棚や通路
絵画の部屋は、「五百人大広間」と
隠し扉で繋がっています。
ヴァザーリと弟子たちによるフレスコ画が、
天井や壁を埋め尽くす
ヴェッキオ宮殿の見どころ♪
「マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い」の絵の下に
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の下絵が
隠されていることを
イタリア文化庁が発表しました。
どういうことかと言うと、
レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロが、
それぞれ東と西の壁に、
絵を描いていました。
計画の途中で残念ながら、
二人ともフィレンツェを離れることになり、
この豪華な競作計画は頓挫したそうです。
その後、ヴァザーリが
コジモ1世に命じられて
新しい壁画を完成させました。
この絵に描かれている兵士の旗に
「CERCA TROVA」(秘密を探せ)
という暗号が隠されていました。
下からは遠すぎて文字は見えません。
ガイドさんがスマホで
見せてくれました。
CERCA TROVA
この言葉から、
ヴァザーリが尊敬する
ダ・ヴィンチの作品を
傷つける筈がないと確信、
調査を行ったところ、
「アンギアーリの戦い」があった
と言われる東側の壁面には、
ヴァザーリによって
もう1つ壁が作られた2重壁に
なっていたことが分かったそう。
しかしその先は、
壁画を壊すことや穴を開けることに
反対する人も多く、
修復用の穴から
カメラを入れるだけしか
できなかったようで、
発見したのは、
壁画に使われていたとされる
かすかな顔料のみ。
じゃあなぜダヴィンチなのか！というと、
「モナ・リザ」と「洗礼者聖ヨハネ」
に使われた黒の顔料と、
「東方三博士の礼拝」の
赤の顔料が、
発見されたからなんです。
あの時代の芸術家は、
その人独自の顔料を使っていて、
この黒と赤はダヴィンチの色
てことで、
イタリア文化庁が
ダヴィンチの下絵があると
発表したようです。
しかし、更なる調査は
今ある壁画を傷つけることになるので、
難しいみたい。
広間をぐるっと見て、
これから、また秘密のツアー
屋根裏にいきます。
続きはまたね♪
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