皆さま こんにちは

大変ご無沙汰しております。久しぶりの更新となります。

布団が恋しい時期になってしまいました。

皆様もお体ご自愛下さい。

 

今日はVCCIマークのご紹介です。

下差し

身近であれば、ノートパソコンの裏面にこのマークがあります。

 

VCCIマークを付けた電子機器は、他の電子機器に悪影響を与えるような

妨害波」が出ていないことを示しています。

このVCCIマークを付与するためには、まずVCCI協会に入会する必要があります。メモ

 

VCCIマークを製品に付与するためには、

電子機器から発する妨害波(ノイズ)を自主的に規制し、障害が起こらないレベルまで

抑えた設計とする必要があります。OK

 

このノイズが出ていないかを、専門のサイト(測定所)で測定します。

上記電子機器、当社においては、車載車電子機器に該当いたします。

 

部屋の中は電波暗室で完全に外部からの電磁波をシャットアウト

このアンテナで車載電子機器からのノイズを測定します。

当然この室内ではスマホ圏外です。

 

基本的に電子機器において、ノイズを発しない機器はありません。

電源も小型化の為、高い周波数にて発振する回路が入っていますし、

内部の電子回路においはクロックという、人間でいう心臓が鼓動し、

その鼓動を基に回路を動作させています。

 

これら全てノイズ源となっており、周波数帯やそのノイズレベル(信号強度です)によって、

さまざまな機器に悪影響を与えることがあります。

 

以下は実際に弊社製品を測定したサイトの室内です。(撮影許可済)

 

実際の測定状況は残念ながらお見せ出来ませんが、

奥の白い台に電子機器を載せて、手前のアンテナでノイズを

キャッチし可視化します。

 

 

この可視化したノイズレベルがVCCIの規定以下であれば、

晴れてVCCIマークを付与することができます。

 

弊社の今後の新製品におきまして、

対応可能な製品は、順次VCCIマークを付与していく予定です。

 

弊社のドライブレコーダはVCCIマークを付与していませんが

(No.5700 はクラスB適合)、VCCIの規定を楽々クリアできる

ノイズレベルに抑えておりますので、

引き続き安心してお使いいただく事が出来ます。

 

※一部周波数帯を除く

※完全にはノイズレベルをゼロにすることは出来ませんので、

 ご使用環境によって、地デジ等、一部地域や車種等により影響を与えることがあります。