この頃、メディアであおられ続けている 「エコ」

エコポイントにエコ家電、エコ自動車など

市場は「エコ」で溢れているが。。。

地球温暖化や環境破壊が進み、異常気象が続く中

世界中の人々が地球の未来に不安を感じずにはいられない。

「今買い替えれば、地球にもやさしい!」のうたい文句と共に

消費者の心理を巧みに利用したキーワードが「エコ」だ。

もちろん、本当のエコロジーを追求している訳ではなく、

消費を促してお金を儲ける為の企業側の「エゴ」なのである。

確かに、我々が物を買う事によって、経済は支えられている。

しかし、企業側の無駄や、経営方針は変えずに

環境保全を全く無視して「エコ」を売り込むやり方は

限りなく詐欺に近い。

先進国におけるテレビの買い替えと共に捨てられた

ブラウン管テレビの数を想像するだけでもゾッとする。

ゴミは燃やせば二酸化炭素や毒素を排出するし

もはや地球規模でみても捨てる場所に困っているのが現状だ。

電気自動車が遂に発売となったが、次世代エネルギーの必要性が

叫ばれる中、完全にエコロジーとは逆方向に突っ走っている。

二酸化炭素よりももっと恐ろしい「核のゴミ」が排出される

原子力発電に頼らざるをえない車など、一体どこが「エコ」なのか。

自動車会社と電力会社の金儲けの為に、

耳かき一杯で何万人も殺してしまうプルトニウムを使う事や

放射能汚染物質をドラム缶につめて、

海底や地下に廃棄されている事実は

消費者にはきちんと伝えられていない。

この地震大国、日本であるにも関わらず

現在、17か所55基の原子力発電所が稼働中。

さらに建設中の発電所が2基,建設準備中が11基もある。

山口県、祝島島民の方々は二十年以上も

自分たちが生活する美しい島に上関原発は要らないと

卑劣な中国電力と戦っている。

世界には約440基の原子力発電所がありもっと増えるだろう。


消費者である我々の、そして子供達の未来を守るため、

本当のエコロジーを見極めて行動に移して行くべきだ。

エコロジーの三原則、3Rの順番を忘れずに。

Reduce(ゴミの)減量
 ↓
Reuse 再使用
 ↓
Recycle 再資源化


マスコミに踊らされてはいけない。