年末特別企画 第2弾(後編) | 劇団 爆烈ゲキ情!オフィシャルブログ

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こんばんわ!!

劇団 爆烈ゲキ情!宣伝部スタッフでございます!
年末にもご覧いただいてありがとうございます。
今年も残り2日ですね。。


宣伝部がお送りする♪
年末特別企画
第1弾 前編 公演準備期間の秘蔵写真公開!

第1弾 後編 小屋入りから千秋楽打ち上げの秘蔵写真公開!

第2弾 前編 作演出 池田啓汰先生 × 座長 華楓の対談インタビュー前編



今日は、昨日に引き続き、

【作・演出 池田啓汰先生 × 座長 華楓 対談インタビュー企画】

後編をお送り致します!! 



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【作・演出 池田啓汰先生 × 座長 華楓 対談インタビュー企画】






― 前編までで、劇団の創設から台本について少し触れさせていただきましたが、
SUPER GIRL"S"にしなかった理由は何ですか?

(池田先生)
SUPER GIRLSにしてしまうと、何かチーム制な感じがするじゃない?
複数形であり、1つの塊のチームみたいで。
やっぱり話しは別々で、1人ひとりが生き抜いていく話だけど、
そこにそれぞれが連結していくという話なだけで、SUPER GIRLは何人もいるという話。



― 1人ひとり別の日常の中で生きてるからそれぞれの話の中で生きている。という意味ですか?

(池田先生)
そうそう。皆日常じゃない。



― マリコだけ日常じゃなかったですけどね(笑)

(池田先生)
でも、日常になっていくかもしれないよね。



― アンドロイドという非日常を媒介に皆が繋がっていくという話ですが、先生だったら加藤笑子や真壁洋子のようにマリコに出会ったらどうしますか?

(池田先生)
加藤や真壁のような出会い方したらどうします?!衝撃だよね!!(笑)
とりあえず持って帰るよね!
教わることだらけだし、未来でも知ってるんじゃないか?って思うよね。
来てもらって良いか?って、何が欲しい?って聞いちゃうよね(笑)



― 1回持って帰るって新しいですね(笑)

(池田先生)
1回持って帰ってみて、開いてみて、ダメだったら返す(笑)







― あの作品の中では、「テロ対策」や「ルンバ」(ルンバは元々地雷探知機の軍事技術転用)とか怖い伏線が点在するじゃないですか。それは、先生からの近い将来への警鐘と取って良いですか?そういう意図はないのですか?

(池田先生)
そういう意図をお客様も感じ取ったのでは?
知らない方は、元々地雷探知機だったとか知らないで生活してるじゃない。
戦争なくなったと思わないでしょ?テレビとか観てて。
終わらない戦争に警笛を鳴らさなきゃいけないとは思った。

マリコが逃げようとしたのは、そうゆうことだから。
戦争したくないわけ。未来の戦争に加わるプログラムを組み込まれようとして、逃げたわけだから。
なぜかそこで逃げたいと思ったかはマリコ自身もわからないけど、嫌だったの。
お客様がどう捉えてくれたかはわからないけど、1つ言えるのは究極の人生を歩んできた人と日常を歩んできた他の登場人物とが、どう変わっていくかだから。




― 一方で、先生がフライヤーに書かれた「人生は誰の為にあるのだろうか…」というテーマもあるということですよね?

(池田先生)
そういう世の中になってほしいよね。ということだよね。
思いやりというか、どこまでが思いやりという話にもなってしまうけども、手を差し伸べなきゃいけない人はこの世にいっぱいいると思うけど、介護職が足りないとか、そうゆうところにロボットが少しでも役に立てればとも思うしね。



― 座長(日高)は誰かのために生きてたんですか?最終的に子供のために生きていくのですが。

(座長)
自分の為…かな。楽しいことあったらそっち行っちゃうし(笑)



― でも、序盤で妊娠が分かってずっと引きずっていくわけですよね?

(座長)
本当は死にたいくらいすごい辛いはずなんだけど、皆の前ではキャーって言ってるけど、一人になると寂しく、反省して、凹む人なんだと思う。



― 今回は、何が一番大変でしたか?

(座長)
一番大変だった…
??なんだろう…大変だと思わなかったかな…特に。
色々考えているのも楽しかった、この時はこう思ってるのかなとか考えるのも楽しかった。
誰かからこれ違うよ、あれ違うよ、と言ってもらうのもそうなんだ、と聞くのも楽しかったし、大変という感覚はあんまりなかった。



― 日高をやっている時よりも最後の座長挨拶が一番緊張しているように見えましたが(笑)

(座長)
私が?!という感じで緊張した。
私自身アドリブが効かないから、何回も何回も練習した劇ですら緊張するのに、
短期間で、しかも何を喋るかも自分で決めないといけないので。
私自信が見られている気がして。
劇は、日高だけども、挨拶は私を見てます。みたいな感じが一番緊張した。



― 先生は、何が一番大変でしたか?

(池田先生)
産みの苦しみよ、ずっと(笑)
毎晩毎晩、どうしようって(笑)
皆を安心させるために10月末には台本できるからって言ってたじゃない。
できるかなぁ…できるかなぁ…どうしようかな、大丈夫かな(笑)
でも、仕事だからね間に合わせたけどね。
ふた開けるまではどうなるのかわからなかったからね。怖かったよね。



― 初日始まるまでですか?

(池田先生)
そうだね…。ずっと何もない感じにしてたけど、俺が1番(精神的に)きてたよね(笑)



― 台本ができたら完成というものだと思っていました。

(池田先生)
どこかでこれで行こうと決めないといけないものだからね。これで行こうと決めた。
11月には、もうセリフも覚えなくてはいけないし、演出もつけないといけない。
その中で、自分でGO!自分の中で決めたかな。




― 脚本を幾ら推敲しても、誰かがこれで合格と言ってくれるわけではないですもんね。

(池田先生)
でも、ぶれちゃいけない軸だけはしっかりしていれば良いかなと思ってた。
話の大筋という部分で。




― マリコは?何が大変だったの?(先生より)

(マリコ/美萌)その場におりました(笑)
大変だったということは、座長と同じでなかったですが、考えてることも病みますけど向き合ってるのが楽しかったですしね。
物理的には、目をずっと開けているのが大変でしたね(笑)




― 次回作の構想は、もうありますか?

(池田先生)
うん。ほんわりとね。ほんわりと。
この集団でやっていくのは、多分恋愛劇は描かない。可能性がゼロだとは言わないけど。
例えば、頭遣うような作品にしたいかな。
セリフがない中で、何かを感じ取らせるとか、本当はそんな作品がやりたい。
次は、多分…
「錯覚」をテーマに!
イリュージョンだね。




― 座長、イリュージョンって魔法的なマジックの事が頭に浮かびましたね?(笑)

(座長)
爆笑(笑)(図星な顔をしていました)

(池田先生)
いや、でもイリュージョンって聞くと、そういう人もいると思うよ。それが面白い。
言葉の錯覚、見る錯覚、色々見て面白いというのがエンターテイメントだと思うから、あっと驚かせるそういう作品をやりたい。






― 座長、次回作について先生のお話を初めて伺っていかがですか?

(座長)
もぉ…ただただハードルが上がっただけ。

(池田先生)
そうね。役者は、ハードルが上がっただけかもしれないね。
でもやりがいあると思うよね。

(座長)
でも、それも楽しめるくらい自分も強くならないと、自分にも厳しくならないといけないと思います。



― では、総括にはなりますが、先生、今後の劇団爆烈ゲキ情!に対して何かメッセージはありますか?

(池田先生)
常に新しいエンターテインメントを造る集団にしてほしい、なってほしい。
飽きないやつら。舞台数々観に行ってるけど、何か新しい。
口で言うのは簡単なんだけど、感覚としては。



― 今回の公演に来ていただいた、皆様に一言ずつお願いします。

(池田先生)
一言難しいね(笑)
ありがとうございます。
我々と知り合っていただいて、ありがとうございました。
この先も、もっともっと知っていただく必要があると思っているので、自然にこいつらの芝居観たいなという集団になっていくはずなので、我々は。
そこに応援したいという感情を揺さぶられる集団になっていけたら良いと思っております。



― 座長、ブログを見てくださっている方に一言お願いします。

(座長)
いやぁ…本当に…ただただありがとうございます。
本当に感謝しかないし、ブログ観てるよと言っていただくのもやってて良かったなと思いますし、そういう方々のためにも頑張っていきたいなと思います。
そういう方々に先生のおっしゃる通り、飽きられずに、新しいことに挑戦して、前向きにもっともっと大きくなっていけたら良いと思いますので、よろしくお願い致します。




― 対談はいかがでしたか?スチールも撮りましたが。

(座長)
……慣れないことを(笑)

(先生)
全然うそぶいた話をしてたからね(笑)
全然記事と関係ないことを画では放してたもんね。
それ(記事に)書いといてね(笑)

(…先生、入れましたよ(笑))



インタビュー、取材、編集、スチール撮影  劇団爆烈ゲキ情!宣伝部

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ということで、乱文はご容赦くださいませ。
なお、あくまで個人の意見ということで受け取っていただけたら幸いです。



インタビューなど慣れないことをしましたが、、、
次回作に向けても聞きたいことがたくさん出てきた企画でした。
(シリーズ化なるか!?)