釣りから感じる「海の変化」 | 水産のブログ

水産のブログ

大阪発、タイラバ・ジギングのブログです。
ほぼテキストオンリーで写真も無く
長文ばかりのウザイブログです。

九州北部の大雨被害

 

このところ

毎年

たかが「雨」が

人命を奪うほどの

災害になります

 

環境団体の過激な行動を

冷ややかに見ていた

ワタシですが

「ここまでくると」。。

 

 

皆さま

お元気ですか?

 

36.6℃

オフィスビルの

エントランスにて

 

 

ワタシの家も

川のほとりで大雨の度に

冷や冷やする昨今

 

「温暖化」

待った無しかもしれません

 

さて

今宵は「サスティナブル」

そんなテーマを少々

 

本来は経済成長と

環境問題の両立

なんて出来ないコトを

誤魔化すカタカナ言葉は

嫌いなワタシです

凝視

 

 

うお座「サカナの変化」

 

コレは今更

ワタシが云うまでも無く

このブログの読者さまが

実感されているコトと

思います

 

特定魚種の増減

釣れるサカナの海域変化

抱卵時期の変化

などなど

 

タイラバで云うと

今まであり得ない時期に

釣ったタイが卵や白子を

持っている!?

 

ワタシの

タイラバの聖船「清海丸」の

船長は職漁師なので

もっともっと

?なコトが多くなってきた

と嘆いていました

 

まだ

本来夏の釣りであった

大阪湾のタチウオ釣りが

真冬まで

出来るようになったのは。。

 

越冬ポイントを探し当てた

釣り船の努力ですし

深場を探れるタックルの進化で

説明がつくかもしれません

 

よく報道される

瀬戸内のイカナゴの激減は

海の栄養欠乏化など

人為的な原因で

あるかもしれません

 

 

うお座「謎の変化」

 

一方で

本来獲れる筈の漁場から

姿を消したサンマが

あり得ない海域の港に

押し寄せたり

 

温暖化で減るはずの

イワシが突如湧いたり

 

イワシと類似性向の

サバが消えたり。。

 

今までの

水産学での傾向とか

学説では測り知れない

「変化」が

列島周辺海域で起こっているビックリマーク

 

単なる「温暖化」では

ないのかも!?

 

 

うお座「なすがまま??」

 

経済成長至上主義の

お抱え学者さんたちは

 

「そんな変化なんて

この地球の歴史では

何度もあったのさ」

うそぶく訳ですが。。

 

我々市井の釣り人は

そんな大層な学説は別にして

末永く

今までアレやコレやと

やってきた釣りを

楽しみたいわけで

 

例えば

大阪湾の沖堤で

ポッパーを投げて

ジャイアントトレバリーを

狙えるようになって

 

その沖で

タイラバ巻き巻きが

出来るならまだしも。。

 

カレイ・アイナメは絶滅し

サバの南限は北海道になり

一方で

養殖していたサーモン系が

高水温に適応して

脱走兵が野生化し

沖縄でバンバン釣れるように

なったら。。。

 

それを

「LET IT BE」と

受け入れて良いのかどうか

 

ワタシは悩みます

真顔

 

 

うお座「高松・明石の取り組み」

 

ワタシが通う

高松方面ではようやく

行政サイドが音頭を取って

漁協・漁連・遊漁船などが

一堂に会して

「話し合い」ができたそうです

 

そもそも

「板子一枚。。」の

独歩自立のサガを背負った

漁師さんと

サービス業の遊漁船では

 

「生計の立て方」

「スタンス」が違い過ぎて

話し合いなんてならなかった

らしいのですが

 

流石に

「イイダコ」が激減し

ようやく共通でルールを

作ろうとなったようです

 

また

この数年問題になっていた

明石のマダコ釣りにも

ようやく

規制が出来たと聞きました

 

 

うお座「釣り人自身のルール」

 

ワタシは

独居になってから

殆ど釣ったサカナを

リリースするようになりました

 

独りでは喰い切れないし

ご近所に配っても

本当に喜ばれるばかりでは

無いし

 

前から書いてますが

行きつけのお店に進呈するのも

タイミングによっては

かえって「ありがた迷惑」かも

しれず

 

 

本当に

自分自身が必要なサカナって!?

 

そんなコトを自問自答しながら

釣りに行っていますビックリマーク

 

 

「釣ったサカナは責任を持って

自分が食べる!」

「冷凍が効くので保存食!」

「欲しがる人が居るから!」

 

そのサカナ

本当に必要ですか!?

 

状態良くリリースして

末永く

その「釣り」が続けられる

釣り人自らの「ルール」を

それぞれが決めて

楽しむ!!

 

 

同船者より数多く釣って

自分の腕自慢をするのも

良いでしょう

 

また客寄せのため

リリースしたいサカナまで

キープして

甲板に並べるのも

仕方ないかもしれません

 

でも

もうそんな時代じゃないかも

思うのはワタシだけでしょうか!?

 

ちょっとシリアスに

考え込むワタシです

凝視