昨年10月に札幌・洞爺湖・小樽へ行きました。
さっそく市電とロープウエイ＆モーリス(ケーブルカー)で藻岩山山頂へ。
平日の夕方でしたが、外国人観光客の団体さんが多かったのに驚きました。
日本語の会話がほとんど聞かれないのですから。
でもこの人達の落とすお金で、ここの経営も成り立つのかと思うと、何やら人の生活の基盤である収入を得ることの偶然性と言いますか、不確実な要素の積み重ねで成り立っているのかもしれないと、自分の仕事人生もある意味結果オーライと振り返れるので、先ず今日の平穏がなによりと思う次第でありました。
そうこうして市電の停留所に戻りますと、日も暮れて辺り一面が電球色、いやセピア色の夢模様の中に大好きな路面電車がありました。
車窓の中の人々の表情もどことなく穏やかで、その日が平穏であった微笑みを、互いにたたえ合っているかのように見えてしまうのです。
こんな時、私はふと思います。
また記憶を温めるこころスケッチがひとつ増えたと。
札幌市観光公式サイト（藻岩山）
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http://www.welcome.city.sapporo.jp/find/nature-and-parks/mount_moiwayama/